(まとめ)シューホフ 1-2「シューホフのアメリカ旅行」
2.アメリカ旅行
モスクワ高等技術学校の理事会はまた、アメリカ旅行(1876-1877)で大学の講師に同行する機会を提供した。シューホフはチェビシェフの助手としての学問的キャリアを追求したいとして、はじめは申し出を拒否したものの、教授陣の勧めと彼の好奇心とが勝ち、旅行に参加することになった(註1)。この旅行団の目標は、米国における最新の技術的成果に関する情報を得ることであった。メンバーはオルロフと他2人のモスクワ高等技術学校からは計4人が選出された(シューホフが一番若い)