24年目の関東人イン関西
先日、人気番組「ブラタモリ」が梅田を取り上げていた。
梅田にどうして小刻みな高低差があるのかとか、なぜあそこに鉄道の駅ができたのかといったことがよく分かり、面白かった。
梅田はそれなりに利用するので、あのダンジョンなどを体感していたのもある。肌感覚でわかる場所は未知の場所より面白い。
また、先ごろ亡くなった上岡龍太郎氏の追悼番組を見た。
横浜にまだいた頃、東京のテレビ朝日は金曜夜の11時にはタモリ倶楽部を放送していて、探偵!ナイトスクープは水曜日の午前2時などあらぬ時間に放送されていた。
私はなぜかナイトスクープが好きで、そんな時間の放送を見たり録画したり、あるいは衛星放送で見たりと、関東人らしからぬ?番組のファンだった。
2000年に神戸に移住して、ナイトスクープが普通の時間に見られるようになったのが嬉しかった。上岡局長はすぐ退任してしまい、すぐ泣く西田局長の時代になったわけだが、上岡時代は記憶に残っている。
逆にタモリ倶楽部が平日の午前2時などありえない時間に放送されており、これが東西のお笑いの違いなのかと妙に納得したものだ。
そんなタモリ氏が梅田に乗り込んできたのも、何かの縁か。
さて、前置きが長くなったが、二つの番組を見て改めて思ったことがある。
2000年に横浜から神戸に来てから23年経った。関東人イン関西24年目だということを。
関東人イン関西は、当然あれをもじっだのだ。
これくらい長くいると、関西に同化してもおかしくはないという人もいるだろう。
しかし、何年暮らしても異邦人である事は抜けない。だからといって不満があるわけではない。違いを楽しんでいると言える。
そんな関東人イン関西から見た日本の2大都市圏、関東と関西の違いについてあれこれ考えてみたい。前にも似たようなテーマで書いたことがあったが、少し視点はずらしてあるのでご容赦を。
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