
今週はオンラインイベントが相次いだ。2日連続でお話しさせていただいた。
昨夜のスペースにご参加の皆様ありがとうございました。スピーカーの榎木英介先生@enodonが赤穂市民病院に病理医として勤務されていた際、病院で医療事故の起きた背景も具体的に配信しました。地方の人口減は医療人口の減少や地域経済にも影響を及ぼします。事態に対する対策を病院の一線で勤務されて… https://t.co/9072DwvX8Z
— 月刊先端教育 (@sentankyo_jp) February 21, 2025
一つは研究者の雇い止め問題、もう一つは医師不足の問題。
まったく異なる話題ではあるが、どちらも長年追ってきた問題だ。雇い止め問題は非当事者、いわば「共事者」として。もう一つはある種の「当事者」として。
先日来、AIに調査させていたのも、このイベントのためだ。
もちろん、長年追ってきただけあって、AIが探してきた情報の多くは知っていることではあったが、AIのレポートを読むことで考えをまとめることができた。
このようにテーマが異なる講演依頼を受けたことはある。ちょっと前になるが、一月のうちに全く異なる4つのテーマで話した。準備が大変だったのを記憶している。でも、こうした異なるテーマで話ができるというのは、ある種嬉しいことではある。分人というか、異なる自分がいるという面白さというか。
こうしたイベント、講演などは、可能な限り積極的に引き受けるようにしている。たとえこれって自分が適任ではないのではないかと思うことがある。それでも、ちょっと背伸びをして引き受けている。
頑張って調べて話をすることで、自分の知識が深まる。よいきっかけになる。
昔は決して話をすることが得意ではなかった。いまでも得意ではないかもしれない。なかなか魅力的な話はできていないと反省する日々だ。
もう一ついいことがある。
話をするだけでも知識や考えが深まるのだが、参加された方々からの質問を受けることで、頭の中で化学反応(比喩です)が起き、新たな考えが閃いたり、あるいは自分が無意識でやってきたことの意味が分かったりするのだ。
だから私は、多少恥をかこうが、お話しさせていく機会を引き受けている。
今回もさまざまな気づきがあった。
今回のイベントでお話しさせていただいて気がついたことの一つが、「弱さの強さ」だ。
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