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 国を助けるというのは難しい。

 途上国を先進国が経済支援する。日本のODA、中国の一帯一路などがあげられる。

 こうした経済支援が途上国に役立っているのか…。いろいろな問題点が指摘されている。

 日本のODAは「ひも付き」だったと批判されたことがある。現地で資材を調達するときに、日本企業を優先するようにしていたことが批判された。

 中国の一帯一路は途上国を債務(借金)漬けにしてしまい、それにより利権を得るなどの自国優先主義が批判されている。

 真の支援とは、「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」だと言われる。

 この言葉の出所はどうも怪しいようだ。

 とはいえ、よく分かる。お金を与え続けても、そのお金に依存し続ける状況が続けば、お金が途絶えたら終わってしまう。従属関係ができてしまうことにもなる。中国の債務付けなどを見れば分かる。

 これは人を支援することにも言える。

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