権利は数で勝ち取れ
米国立衛生研究所(NIH)といえば、アメリカ有数の医学生物学研究組織として知られている。
そのNIHで大きな動きがあった。画期的な研究成果が出た…というものではない。
非常に大きな動きだ。若手研究者が様々な権利を勝ち取ったのだ。
この組合は2023年に結成された。
こうした動きを通じて着々と交渉などを進めてきた。トランプ政権誕生直前にこの契約が発効したことも大きい。
近年アメリカでは、若手を中心とする研究者が組織化し、権利を獲得するケースが増えている。成功例はカリフォルニア大学だ。
アメリカだけではない。カナダでもこうした動きが起こっている。
カナダの場合は労働組合ではなくキャンペーン組織ではある。
組織化、行動、権利の獲得…。アメリカで労働者のストライキが多発している。
Z世代を中心にこうした動きがアカデミアにも波及している。
ひるがえって日本はどうか。
ただ、日本もZ世代を中心に、積極的に行動する人たちが増えてきた印象がある。
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