大学に「雇い止め権」を認めた~最高裁判決の衝撃 3 榎木英介(フリーランス病理医・科学ジャーナリスト賞受賞者) 2024年11月1日 17:00 ¥200 衝撃的な判決が出た。 大学講師の雇い止め訴訟「実情踏まえ判断を」最高裁が初の判断 | NHK 【NHK】一般の企業では非正規雇用で5年働くと希望すれば期間の定めのない無期雇用に切り替わるのに、大学では10年働かないと www3.nhk.or.jp 31日の判決で最高裁判所第1小法廷の岡正晶 裁判長は、「任期法」の特例について、「具体的な内容や運用は、大学の実情を踏まえた判断が尊重されるべきだ」という初めての判断を示しました。そのうえで、介護実習などを担っていた元講師の業務について「多様な知識や経験がある人材が求められる教育研究の職にあたる」と判断し、元講師の訴えを認めた大阪高等裁判所の判決を取り消し、審理をやり直すよう命じました。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241031/k10014625361000.html これだけでは何が衝撃的かは分かりにくいが、簡単に説明するとこうなる。 ダウンロード copy ここから先は 3,472字 この記事のみ ¥ 200 購入手続きへ 定期購読マガジン ¥ 500 /月 このマガジンでは、“めずらし医“である病理医の中でもレア中のレアなフリーランスの病理医からみた病理診断、医学界の話、研究者になることに挫折し学士編入学を経て医師になった者から見たキャリアの話、そして「科学ジャーナリスト賞」受賞者の視点から見た科学技術政策の話の3つの内容を中心に綴っていきます。創刊以来毎日更新を続けています。 インディ病理医・科学ジャーナリスト榎木英介の”機微”だんご ¥500 / 月 初月無料 フリーランスの病理医兼科学ジャーナリストである榎木英介が、病理、医療業界や博士号取得者のキャリアパス、科学技術と社会に関する「機微」な話題… 購読手続きへ ログイン #雇い止め #任期付き研究者 #任期法 #科技イノベ法 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート