都道府県擬人化県民性漫画うちのトコでははいいぞ！
日本の都道府県ってなかなか覚えられない、覚えてない人は結構いると思う。これから覚えるにしても、47もある都道府県を一気に覚えようとなると、まるで元素周期を覚えるかの如くこんなに覚えるのか…とため息をつくかもしれない。
ところで擬人化ものが色々ある今日この頃。まず世界の国々を擬人化したヘタリアがブームを起こし、続いて艦船の擬人化の艦隊これくしょん、日本刀の擬人化の刀剣乱舞、動物の擬人化のけものフレンズ、細胞の擬人化のはたらく細胞、競走馬の擬人化のウマ娘、宝石の擬人化の宝石の国（厳密には宝石型生命体であるので一概に擬人化とは言い難いかもしれない）…など、さまざまな擬人化ジャンルがブームを起こし、そのたびファンが元ネタのものを覚え学び詳しくなったり、関連商品等が売れたり、関連する場所に多くの人々が足を運ぶようになっている…
そう、擬人化ジャンルは種類が多くてそれぞれ覚えるのが難しいものを楽しく覚えて学ぶのに最適なジャンルなのである！！！
それは最初に述べた都道府県にも同じことが言えるのではないだろうか？
そう、あるのだ。都道府県を擬人化した作品が…
その名も、うちのトコでは
うちのトコでは、通称うちトコとは、漫画家のもぐら氏による都道府県擬人化の漫画作品（早い話ヘタリアの都道府県版）で、元々はもぐら氏の個人サイト「御かぞくさま御いっこう」内で「四国四兄弟」というタイトルで掲載されてる四国四県（徳島、香川、愛媛、高知）の擬人化キャラがメインの漫画だったが、後々他の全国の都道府県の擬人化キャラを出すことになり、単行本化の際、「うちのトコでは」というタイトルになったという経歴を持つ。なおサイトでは今でも四国四兄弟のままである。
内容としては、基本的には「県民性あるある」が主なテーマのギャグ4コマ漫画。（愛媛はのんびりのほほんでみかんが大好き、京都は言い回しを言うのが得意、同じ方言でも地域によって意味が違うので誤解が生じることがある、などなど…）他にも単行本描き下ろしの長編漫画（本州四国連絡橋建設やよさこいや地方病などテーマが各巻によって違う。こちらは4コマとは違いシリアス）や、サイト限定の歴史もの（幕末メイン）長編漫画、正月漫画、ハロウィン企画、エイプリルフール企画、そして単行本に収録されてない4コマもたくさんあるので、単行本とサイトそれぞれの楽しみがある！
そしてこの作品の主な特徴として、47都道府県の擬人化作品なのに総キャラ数が51+αいるということだ。
え？47都道府県なのに51人＋α？？？？
そう、「基本1都道府県1キャラ」なのだが、兵庫県と岐阜県が例外なのである！
まず兵庫県は神戸、播磨、但馬、丹波、淡路の5人で構成されており、岐阜はマスコットみたいな姿で（おそらく）47人いてわらわらしてる。
なぜこうなったのかというと、もぐら氏曰く、「その県は地域ごとに性格が非常に違い、1キャラにするのが難しかった」とのこと。
そして何より擬人化された都道府県キャラたちが魅力的すぎる！！！！キャラデザが良い、みんなそれぞれの都道府県の方言を喋るので方言キャラ萌えにはたまらない！！！！そしてみんなかわいくてかっこいい！
そしてそれぞれの都道府県たちの関係性がキャラによって色々なのでキャラノ関係性好きも楽しめる！
あと男キャラも女キャラも大勢いるけど愛知っていう性別不詳の美形キャラがいる！
とまあ、まあ簡単にまとめるとこんな感じの作品です。
他にも、もぐら氏が実際にその土地へ行った旅エッセイ漫画の「トコトコシリーズ」でもうちトコのキャラがでてくるし、ガチ兵庫県のプロジェクトである「U5H」とうちトコの兵庫県がコラボしていたりもするので、そちらもみてみてはいかがだろうか。
こんな魅力的で面白くて萌える都道府県の擬人化作品を読んだら、いつのまにか47都道府県を覚えられてるし、推しもできてるかもしれない…
てなわけで、うちトコはいいぞ！！！！！！！読もう！！！！
なお、うちトコ原作サイトの四国四兄弟は、なぜかスマホからだと開くのに時間がかかるので、PCなどから見ることを推奨する。あと最近もぐら氏がTwitterをはじめて、ここでもうちトコが更新されてるので、興味のある人はフォローしよう！
また、うちトコについてTwitterなどで語る際は、キャラ名（都道府県名）はそのままの表記ではなく検索避け表記をすることを推奨する。（ヘタリアや文ストと同じ）
2024.4.7追記
最近になって（なぜか）うちトコの原作サイトがてスマホからでもまた気軽にアクセスできるようになったので、これでよりうちトコを気軽に読めるようになった！
また、「トコトコシリーズ」は東京編がすでに絶版、他のものも2024年5月末に電子版含めて絶版とのことなので、まだ読んでない人は急いで購入することをお勧めする。
以下各サイトリンク
四国四兄弟
U5H
もぐら氏Twitter
単行本販売ページ（Amazon）