自責思考で自分を許そうとする

 

「ああ、今日も頑張れなかった」

私は毎日自分責める癖がある。

大きな傘に守られた生活の中で
困らない程度の小銭稼ぎと
大雑把な家事をする日々

自分の為に使う時間がたくさんあって
日々人間関係で悩むこともなく
日々必死に何かをやり遂げることもなく
のらりくらり、平和な時間を過ごしている。

別に誰かに迷惑をかけているわけでも無いし
私と私と一緒に生きている人たちが
これで良いのだから、良いはずなのだ。

こんな生活をさせてもらえていることに
感謝を忘れず、丁寧に生きればいい。

ただそれだけでいいはずなのに

何かを頑張っていない私は
どうしようもない奴だと
自分で自分に棘を刺しまくっている。

よくよく考えてみれば、
誰かのために何かをする時間もあって
必要最低限のやるべきことはやっていて
なーんにも頑張っていない、なんてわけではないのに。

「頑張る」の基準は人それぞれ違うわけで
自分なりに、自分のキャパを超えない範囲で
やれることをやればいい。
心と体を壊しては元も子もないし
自分なりにできることをすればいい。

そう、頭ではわかってはいるのだけれど

私の思う「頑張る」という行為は
大変さや苦しさが伴うものだという
根本的に日本人の美徳的なものが
頭の中を支配しているから
私なんて、なんにも。
そう思ってしまうのだ。

そして、「あなたは何も頑張っていない」と
誰かに言われてしまう前に
自分で自分を戒めることで
自分を許そうとしている。

我ながら意味が分からない。


初めっから、
「私は何も頑張れませーん」
って足を放り出して開き直っている方が、
よほど自分の心も穏やかでいられるのに。


この思考の癖を抜け出せる時間が、一応あるわけだけれども
今日から、ちゃんと、実践編に入っていこうと思う。

次は自分の頭の中を整理つつ
実践編について書いていこう。

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