#051 | 幼保連携型明照認定こども園(社会福祉法人 みのり福祉会)| 保育教諭 R.Nさん
こんにちは。えんみっけ!事務局です。
保育士インタビュー第51回は、幼保連携型明照認定こども園(社会福祉法人 みのり福祉会) 保育教諭 R.Nさんにお話を伺いました。
―担当業務、役割を教えてください。
今年度は3・4・5歳児の異年齢、幼児クラスを担任していて、役職は幼児リーダーをしています。
『幼保連携型明照認定こども園』は乳児(0・1・2歳児)は年齢別クラス、幼児(3・4・5歳児)は異年齢保育を取り入れており、現在幼児クラスは3クラスです。各クラス15名の子どもたちを1名の職員が担任しています。
幼児リーダーとして、幼児3クラスの保育内容が同じ方向を向いて取り組めるよう話し合いをし、幼児クラスの運営をしています。
最近では夏祭りなどの行事を、どう安全に進めていくかを話し合いました。
クラス担任・幼児リーダー以外では、『幼保連携型明照認定こども園』はミュージックベル(ハンドベル)に取り組んでいるので、ベルの管理もしています。
(ミュージックベル!練習の成果を発表する機会はありますか?)
協賛の催しで、近隣の小学校で開催されるクリスマスコンサートに毎年参加させていただき演奏を披露しています。
昨年は4歳児と5歳児が参加し、「みんながみんな英雄」と「山の音楽家」を演奏しました。
異年齢保育を行っていますがミュージックベルなど、取り組みによってはクラス別ではなく5歳児グループ、4歳児グループなど年齢別に分かれて取り組むこともあり、幼児クラス全体での取り組みなども幼児リーダーとしてまとめていけるように努めています。
―就職先を「幼保連携型明照認定こども園」へ決めた理由を教えてください。
実習園でした。
当時実習指導していただいた先生の保育を見て「ここに就職したい」と思いました。
子どもにしてもらうのではなく子どもがしたいことを引き出して「どうする?」と声がけしている姿をみていいなと思いました。
給食も美味しかったのも決め手になりました😀
実習園で魅力を感じて決めたので、他の園へ見学には行っていないです。
(R.N先生の一番好きな給食メニューは?)
三色丼が好きです。
挽肉の中に牛蒡が混ざっているのと、卵、胡瓜の三色丼です。
(園児さんに人気の給食メニューは?)
栄養士、調理師の給食を担当してくれている先生が、年長さん(5歳児)に卒園前の3月に好きなメニューを聞いて給食に取り入れてくれているのですが、カレーライス、お味噌汁やスープは毎年ランクインしています🍛
―「幼保連携型明照認定こども園」の自慢を教えてください。
幼児クラスはさまざまなプロジェクト保育を通して主体性を身につけることに重きを置いています。子どもが興味をもっていること、子どもがしたいことに注目して保育を進めているところが自慢です。
先日は自分たちで育てた夏野菜でピザを作りました。
最初に子どもたちと何を育てたいのかを一緒に考え「ピーマン」と「玉ねぎ」を育てることにし、実際に育て、実り、収穫した野菜をどうしたいのかも子どもたちで話し合いをしました。
「🍕ピザを作りたい」ということになったので、お家で食べているピザの材料を思い出しながら「必要な材料は何と何がいるね」と考え、足りない材料は近くのスーパーに買い物に行き「餃子の皮ピザ」を作りました。
給食の先生に来ていただいて切っているところを見たり、子どもたちはピーマンや玉ねぎ、自分たちで買ってきたチーズなど材料をトッピングして、出来上がったピザをみんなで美味しい美味しいと言って食べていました。
私もいただきましたがとても美味しかったです😊
(子どもたちの話し合いには、先生はサポートに入りますか?)
話の道筋が立てられるよう間に入って「どうする?」「じゃあどうしたらいいかな?」と発言、発案できるように声がけは行っています。
スーパーへのお買い物という活動も初めてでしたので、「行くためにはどうしたらいいかな?」と問いかけながら交通手段や交通ルールについても伝えました。
子どもたち主体の取り組みに、担任だけではなく、他の先生たちも「ここ手伝うよ」と助けてくれたり、「じゃあこういう風にしてみたらどう?」とアドバイスいただける職場環境も自慢です。
―後輩指導で気を付けていることはありますか?
4歳年が離れている職員が1名おりますが、あまり干渉しすぎず見守るようにしながらタイミングを見て声をかけ、何か困っていることなどを引き出せるように気を付けています。
私が先輩たちにしていただいて嬉しかったこと、例えば言われたことや頼まれたこと以外で行った業務に対して、気付いてくださり声をかけてもらえたこどなど嬉しいと感じたことを今度は私が後輩にできるように、気付けるように意識し頑張っています。
―ある日の1日のスケジュールを教えてください。
お休みの日の過ごし方は?
休みの日は寝てることが多いです。
何時間でも寝れるタイプで、寝て食べて寝て食べての繰り返しで過ごしています(笑)
寝て起きてを繰り返したていたらもう夜だった💦みたいなことはよくあります。
(出勤の日もおやつを食べたりとおっしゃてましたが、おやつはたくさんストックを?)
お休みの前日にいっぱい買い込みます(笑)
外出する時は学生時代の友人と神戸市内で遊ぶことが多く、たまに遠出の旅行もします。
(卒業して7年、ご学友は保育士を続けている方が多い?)
ライフステージが変わって保育士を辞めた友人もいるので半々くらいです。
―保育士という仕事の重要性について教えてください。
子どもたちは保育園に来て学ぶことがたくさんあると思っています。
友達関係や社会のこと、乳幼児期は人格形成の礎となる大切な時期なので、やはり大人がしっかり伝えていかないといけないなと思っています。
―最後にこれから保育士を目指す学生さん・求職者に向けて一言!
私もそうでしたが、実習に行って大変だったなというイメージがあるとは思いますが、実際に保育の現場に出てみると楽しいですし、子どもたちとの関係性は保育士になってからでないと実感できないことだと思いましたので、子どもが好きなのであれば、ぜひ保育園など園で働いていただけたらなと思っています。
ご自身も大変だったと振り返る実習。
それでも実習先での印象が決め手となり、就職先に決めたとおっしゃっていたR.Nさん。
決め手となった当時の先生のように、今はR.Nさんが「子どものやりたい」を引き出す保育をされているのだろうなと感じました。
R.Nさん、ありがとうございました。
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取材日:2024年8月29日
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今回お話をお伺いした幼保連携型明照認定こども園の情報はえんみっけ!サイトにてご確認いただけます。
インタビュー掲載期間:2026年3月31日迄
幼保学生・求職者のみなさまへ
現役保育士さん、採用担当者さんなどに聞きたいことリクエストを受け付けております。
*直接聞きにくい事もえんみっけ!が間に入ってお聞きします。
インタビューリクエストはこちら:https://forms.gle/7r7wV359JPJhakik9