保育用語集
園探し専門サービス〝えんみっけ!”インタビュー『園で働く人のリアルボイス』をご覧いただきありがとうございます。
インタビューにご協力いただいている現役保育士・幼稚園教諭の先生方が話した『用語』のみに特化した保育用語をまとめてみました。
『園で働く人のリアルボイス』取材中の発言も含め一覧にしました。
たくさんの保育業界用語や専門用語の中でも使用頻度が高いと思われる用語集です。
※随時追記中
監修:えんみっけ!事務局
あ行
・ICT(あいしーてぃー)
:ICTは情報通信技術(Information and Communication Technology)の略語で情報処理と通信技術を組み合わせた幅広い技術とツール全般
(登園管理・連絡帳機能・お便り配信・写真販売・園児の健康管理・職員の勤怠管理他様々な機能・ツールがある)
・一斉保育(いっせいほいく)
:保育士が作った指導計画に沿って、クラスごとやグループごとに子どもたちが一斉に同じ活動をする保育方法
・異年齢保育(いねんれいほいく)
:異なる年齢の子どもたちが同じ保育グループや環境で一緒に過ごす保育方法
同義語:縦割り保育
・受け持ちクラス(うけもちくらす)
:保育士や教師が特定のクラスまたはグループの子どもたちを担当し、日常的なケアや教育活動を提供する役割
・エプロンシアター(えぷろんしあたー)
:エプロンを舞台に見立て人形や小道具を使って物語をすすめる人形劇
・園見学(えんけんがく)
:新卒者やキャリアチェンジを考えている人が、幼稚園や保育園を訪れ、その運営や雰囲気を実際に見学し、職場環境や仕事内容を把握する活動
・園長(えんちょう)
:園務をつかさどり、所属職員を監督する
類似:副園長・主幹保育教諭・指導保育教諭
出典:文部科学省「資料3(参考) 関係条文」
・お着替え(おきがえ)
:子どもが服を着替える行為、またはその際に使われる衣類
・送り迎え(おくりむかえ)
:幼稚園、保育園、または児童養護施設などの保育施設で、子どもを預けるために送る際と、施設から迎える際に行われる日常的な活動で、保護者や家族と施設のスタッフとのコミュニケーションを含む
・遅番(おそばん)
:交代制勤務で後から出勤する当番
反対語⇔早番
・お便り(おたより)
:保育園や幼稚園、学校などで、子どもたちや保護者から提出される手紙やメッセージのこと
・オープニングスタッフ(おーぷにんぐすたっふ)
:新しく開設される幼稚園、保育園、または児童養護施設などの保育施設に新たに採用されるスタッフ
か行
・歌唱指導(かしょうしどう)
:音楽的な楽しみやリズム感の育成、言語の発達などを目的にした指導
・家庭的保育事業(かていてきほいくじぎょう)
:資格を持つ保育者が自宅で子どもたちを預かりる少人数を対象の保育サービス
・加配・加配保育士(かはい・かはいほいくし)
:通常の保育士や幼稚園教諭に加えて、特定の児童や生徒に対して追加の支援やケアを提供する役割
・借り上げ社宅(かりあげしゃたく)
:家賃を法人または国や自治体が負担する制度
・管理栄養士(かんりえいようし)
:子どもたちの健康的な食事と栄養に関する責任を負い、安全で栄養バランスの取れた献立の作成や調理、アレルギー対応などを担当
・行事(ぎょうじ)
:特定の日や期間に行われるイベント、活動
・系列園(けいれつえん)
:同じ運営主体が運営する異なる保育施設
同義語:姉妹園
・月案(げつあん)
:年間指導計画をもとにたてる1か月ごとの保育計画
類似:年間指導計画・週案・日案
・午睡(ごすい)
:幼児や幼稚園児などの小さな子どもが、昼間に短時間の睡眠をとること
・午睡チェック・ブレスチェック(ごすいちぇっく・ぶれすちぇっく)
:午睡中に発生しやすい乳幼児突然死症候群(SIDS)や窒息死などの事故を防ぐために、子どもの呼吸や体調、安全に眠っていることを確認するために行う見守りや観察のこと
・クラス担任(くらすたんにん)
:1つのグループやクラスに対して責任を持つ職員
・グループ研修(ぐるーぷけんしゅう)
:保育士や教育者が集まって共同で学び、スキルを向上させたり、問題解決能力を向上させたるプロセス
・合同保育(ごうどうほいく)
:異なる保育施設、複数の保育施設の子どもたちが同じ保育グループや環境で一緒に保育する取り組み
・個性(こせい)
:個人が持つ独自の性格、特質、考え、感情、行動パターンなどの要素
さ行
・自園給食(じえんきゅうしょく)
:園内で食事が調理され、園児に提供される
・児童表(じどうひょう)
:児童の個人情報や成長に関するデータを記録し、管理する文書やフォーム
・姉妹園(しまいえん)
::同じ運営主体が運営する異なる保育施設
同義語:系列園
・小規模保育事業(しょうきぼほいくじぎょう)
:児童福祉法第 6 条の 3 第 10 項において、保育を必要とする 乳児・幼児であって満 3 歳未満のものについて、当該保育を必要とする乳児・幼児 を保育することを目的とする施設(利用定員が 6 人以上 19 人以下であるものに限 る
出典:総務省「子育て支援に関する行政評価・監視_施設の整備等の推進」
・週案(しゅうあん)
:月案をもとにたてる1週間ごとの保育計画
類似:年間指導計画・月案・日案
・集団生活(しゅうだんせいかつ)
:子どもたちが他の園児と一緒に時間を過ごす
・主幹保育教諭(しゅかんほいくきょうゆ)
:園長を助け、命を受けて園務の一部を整理し、並びに園児の教育及び保育をつかさどる
類似:園長・副園長・指導保育教諭
出典:文部科学省「資料3(参考) 関係条文」
・主任保育士(しゅにんほいくし)
:施設長を助け、所務を整理し、並びに保育所の乳児及び幼児の 保育に関する業務に従事する
出典:日本保育協会「主任保育士のあり方について」
・食育(しょくいく)
:食事通じて新しい食材を試し、食事のマナーや共同での食事の楽しみを学び、食習慣を身につけるなどを目的にした保育指導
食材を育てる、収穫する、調理する体験を取り入れる保育施設もある
・新設園(しんせいつえん)
:新しく開設される幼稚園、保育園、または児童養護施設
・制作(せいさく)
:子どもたちが創造的な活動を通じて物を作り、アイデアや感情を表現するなどを目的にした保育指導
た行
・縦割り保育(たてわりほいく)
:異なる年齢の子どもたちが同じ保育グループや環境で一緒に過ごす保育方法
同義語:縦割り保育
・手遊び(てあそび)
:歌やリズムを伴った言葉遊びや手のジェスチャーを通じて子どもたちの言語、認知、運動、社会的スキルを発達させるための遊び
・手づかみ食べ(てづかみたべ)
:指で食べ物をつかんで口に運ぶこと
食べ物に興味を持たせ、食事のスキルを向上させる幼児の発達段階に合った食事方法のひとつ
・伝統(でんとう)
:受け継がれる価値観、慣習、習慣、または行事など
・トイレトレーニング(といれとれーにんぐ)
:親や保育士が子どもに対してトイレの使用方法を教えている期間
子どもがおむつを使わなくてもトイレを使えるようになる段階
な行
・慣らし保育(ならしほいく)
:乳幼児が保育施設に初めて入所する際、子どもが新しい環境に慣れるように、段階的に保育時間を延ばしていく方法
・日案(にちあん)
:週案をもとにたてる1日ごとの保育計画
類似:年間指導計画・月案・週案
・入職(にゅうしょく)
:幼稚園、保育園、または児童養護施設などの保育施設で働き始めること
・任期付職員(にんきつきしょくいん)
:任用期間が定められている正規職員
・任期付職員制度(にんきつきしょくいんせいど)
:「本格的業務に従事する者」として位置づけられ、相応の給与 や休暇等の勤務条件が適用されるほか、3年ないし5年以内という複数年の任期を設 定できる制度であることから、各地方公共団体の行政運営において、最適と考える任 用・勤務形態の人員構成を実現するための有用な手段の一つです。
出典:総務省「任期付職員制度活用事例集」
・ぬたくり遊び
:筆や指、手のひらなどを使ってくれよんや絵の具を「ぬりたくる」ことで感覚を楽しんだり、絵画表現遊び
(フィンガーペインティングとも言う)
・年間指導計画
:年齢、発達段階、興味、および特別なニーズを考慮した1年間の継続的な指導や教育活動の計画
類似:月案・週案・日案
出典:厚生労働省「保育所保育指針解説」
は行
・パネルシアター(ぱねるしあたー)
:大きなパネルを複数組み合わせて物語のキャラクターや背景などがパネル上に描き絵本や物語を視覚的に表現する対話的な学習体験
・早番(はやばん)
:交代制勤務で先に出勤する当番
反対語⇔遅番
・副園長(ふくえんちょう)
:園長を助け、命を受けて園務をつかさどる
類似:園長・主幹保育教諭・指導保育教諭
出典:文部科学省「資料3(参考) 関係条文」
・複数担任(ふくすうたんにん)
:1つの学級またはクラスルームに複数名の保育士を配置
・フリー保育士(ふりーほいくし)
:担任するクラスをもたない保育士のこ
・壁面(へきめん)
:壁に貼る装飾
季節(春、夏、秋、冬)や特別なイベント(クリスマス、ハロウィーン、誕生日など)に合わせて壁面を飾ったり、特定の学習テーマ(アルファベット、数字、色、形)に基づいた壁面を飾り、子どもたちに季節やイベントに関連する楽しさや知識を提供
・保育参観(ほいくさんかん)
:子どもを預けている保育施設に保護者や家族が訪れ、園での様子を見たりコミュニケーションを促進するイベント
・保育指導計画(ほいくしどうけいかく)
:子どもたちひとりひとりの発達段階、興味、能力に合わせて個別の指導計画を立てて、子どもの成長をサポートする
・保育の引き出し(ほいくのひきだし)
:スキル、知識、経験、資源などの幅を広げる
・保育方針(ほいくほうしん)
:園の保育を行う方向性、考え方を示したもの
・保育補助(ほいくほじょ)
:保育士や幼稚園教諭の指導のもと、保育活動をサポートする仕事
・法人(ほうじん)
:公法人(公社・公団)と、私法人(『営利法人』株式会社、有限会社、合同会社等と、『非営利法人(NPO法人、学校法人、宗教法人等)組織を指す
・保護者・保護者対応(ほごしゃ・ほごしゃたいおう)
:園児の親または親権者とのコミュニケーションと協力を含む活動
・補食(ほしょく)
:エネルギー補給、栄養補給を目的に食事以外の時間に提供される食事や食品
ま行
・ミールラウンド
:管理栄養士、栄養士による園児の食事状況の観察
・持ち上がり(もちあがり)
:昨年度担当したクラスを今年度も担当すること
や行
・養成校(ようせいこう)
:保育士や幼稚園教諭といった幼児教育関連の資格を取得し、保育の専門家としてのキャリアを追求したい人々を養成する教育機関
・読み聞かせ
:本や物語を読み上げること
ら行
・リーダー・クラスリーダー(りーだー・くらすりーだー)
:厚生労働省にて2017年に新たに作られた役職のひとつ
・職務分野別リーダー
・専門リーダー
出典:厚生労働省「保育士のキャリアアップの仕組みの構築と処遇改善について」
・リトミック(りとみっく)
音楽教育の一環としてスイスの音楽教育家エミール・ジャック=ダルクローズによって考案された教育法です。この教育法は、音楽と身体の動きを組み合わせて、リズム感や音楽の理解力を養うことを目的としている
・離乳食【初期→中期→後期→完了食】(りにゅうしょく)
:乳児が母乳またはミルク以外の固形食品を摂る段階的な段階
・初期:ごっくん期
・中期:もくもぐ期
・後期:かみかみ期
・完了期:ぱくぱく期
・療育(りょういく)
:発達障害や障害のある子どもたちの発達を促進し、生活の質を向上させるための専門的な【医療】と【保育】を組み合わせた支援活動
・連絡帳(れんらくちょう)
:保護者と保育士や園のスタッフとのコミュニケーションを図るための手段のひとつ
わ行
・わらべ歌(わらべうた)
:子どもたちの日常生活や遊びのなかで継承されてきた歌のこと
日本にはわらべうたが数百種類以上あると言われており、今でも歌い継がれています。
(例)熊本県が舞台の「あんたがたどこさ」など
上記以外にも気になる単語や、インタビューで聞いて欲しいことなど
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