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#053| すまいるおおふな保育園(株式会社スマイルクルー)| パート保育士 川瀬 美穂子さん

こんにちは。えんみっけ!事務局です。
保育士インタビュー第53回は、神奈川県横浜市 すまいるおおふな保育園 (株式会社スマイルクルー) パート保育士 川瀬 美穂子さんにお話を伺いました。



―これまでの経歴を教えてください。

短大卒業後、幼稚園で6年勤務しました。
結婚を機に保育園へ転職しましたが、転職から1年半後、静岡県三島市へ引っ越しをすることになり保育園を退職し、しばらくは専業主婦でした。
子どもが幼稚園に通うようになったころから、お母さまたちの自主サークルの保育士を引き受けるようになり、その後函南町保健センターで乳幼児と保護者向けに実施する親子教室で保育士をするようになりました。
保健センターでは12~13年勤務し、後半の数年間は保健センターでの勤務を続けながら小規模保育園で遅番担当のパート保育士としてWワークをしていました。
そして1年半前に神奈川県へ引っ越しをすることになり、「すまいるおおふな保育園」でパート保育士として働き始めてから1年4カ月となります。

―「すまいるおおふな保育園」で働くことを決めた理由を教えてください。

これまでの保育士経験から、子どもたち一人一人と向き合い、深く関わることができる小規模保育園が私には合っていると感じ、小規模保育園に絞ってネットでパート先を探しました。
見学の際に先生方と子どもたちの笑顔が溢れる姿を見て、あたたかい雰囲気に包まれたこの場所で働きたいと思いました。

―「すまいるおおふな保育園」での担当業務、役割を教えてください。

フリーのパート保育士として、午睡時間から閉園までの『遅番』をサポートしています。
保育補助をはじめ、製作の準備、環境整備などと共に、今年度は保育園に通われていないお子さまと保護者を対象にした親子のリズム遊びの時間を担当しています。
※フリー保育士とは、担任するクラスをもたない保育士のこと 

―親子のリズム遊びについて教えてください。

保育所・保育士による地域の子育て支援の一環として、親子で楽しめるリズム遊びや触れ合い遊びを通して、保育士と一緒に充実した親子の時間を過ごしていただくことを主旨として、今年度(令和6年度)からはじめたばかりの取り組みで、現在は隔月で開催しています。
実は今日午前中に3回目の親子のリズム遊びを開催してきました。
 
「すまいるおおふな保育園」は商業施設内にあるので、商業施設のスペースをお借りして開催しています。
告知も園のホームページだけではなく、商業施設内にポスターを掲示させていただき、有難いことに8家族までの受入れが毎回予約で埋まっています。
 
親子で歌に合わせてダンスや手遊びをしたり、体を動かしてちょっとした体操をしたり、絵本の読み聞かせなどをしています。
 
(お一人で担当しているのですか?)
親子教室は担当の私が活動内容など計画していますが、毎回3名ぐらい園の先生が補助についてくださるので、4名の保育士で8家族と楽しい時間を過ごしています。

―パート保育士という働き方のメリットを教えてください。

無理をせずに自分のペースで働けることが一番のメリットだと思っています。
 
1年半前に何も知らない土地に越してきて新しい生活に慣れることからの出発でしたので、まずは家庭のことを軌道に乗せつつも、子どもたちの笑顔のそばにいることからは離れたくなかったので、パート保育士という働き方を選択しました。
生活リズムを整えて勤務でき、心の余裕を持ちながら子どもたちと向き合うことができているので、とても良かったと思っています。
 
(週に何日勤務していますか?)
週2~4日勤務です。
 
翌月のスケジュールを申告し、その中でシフトを組んでもらいます。
勤務時間は12:30~18:30、または13:30~18:30までです。

―「すまいるおおふな保育園」の自慢を教えてください。

正規職員、パート、スポットなど様々な雇用形態で働くことができています。
職員それぞれの生活にあった働き方ができているからこそ、子どもたち一人一人に寄り添った丁寧な保育が実現できるところが魅力だと思っています。
 
(スポットはどのような働き方なのですか?)
スポットは単発と同じで、月に1回だけ、月曜だけ、早番の2時間だけとか、自分の生活スタイルに合わせて働く働き方です。他業種とWワークでスポット保育士という働き方をしている職員もいます。

―思い出深い出来事、心に残っているエピソードを教えてください。

子どもが心を開いてくれる瞬間というのはとても嬉しいものです。
入職当初、寝かしつけを試みてもなかなか受け入れてくれないことがありました。
特に小さな子どもは安心できる相手とそうではない相手を敏感に感じ取りますので、入職したての新しい先生という認識から、日常の関わりの中で少しずつ絆が深まって、安心して身を委ねられる認識に変わる瞬間は、やはり保育士としてとても大切でやりがいを感じる瞬間だと思っています。

毎日顔を合わせていなくても、少しずつ信頼関係を築いていくとちゃんと心を開いてくれるので、新しい先生が入るとやはり最初は拒否されているなと感じますが、「頑張れ!」と毎回思っています。

―お休みの日の過ごし方を教えてください。

神奈川県に引っ越してきてまだ1年半ですので、鎌倉や横浜など行きたいところが沢山あります。
御朱印帳を持ってお寺巡りをして歴史に触れたり、切通しの古道を歩いたり、犬と一緒に海辺を散歩したり、グルメスポットで美味しいものを食べたりと満喫しています。
鎌倉のおすすめスポットなどテレビでもよく特集されていたりするので、それをチェックして訪れてみたり。
あとは手芸が好きなので、家でチクチクと手を動かしていろいろ作って過ごしています。
 
何も知らない土地に引っ越してくるのは不安でしたが、こちらの園で先生たちとの繋がりが広がり、とても充実しています。

―今後の目標を教えてください。

私自身が子どもたちにとって安心できる場所でありたいと思っています。
そのために日々の関りの中で子どもたちの感情や気持ちに寄り添って、一人一人の個性やニーズを理解して保育することが常に目標なので、これからもずっと続けたいと思っています。

―最後にこれから保育士を目指す学生さん・求職者に向けて一言!

保育士はただ仕事をするだけではなく、子どもたちの成長を見守って、自分自身も成長し続けることのできる素敵な職業だと思っています。
大好きな子どもたちと過ごす時間を楽しみ、温かい心で寄り添い、笑顔で共に過ごすことで、子どもたちも楽しい園生活を送れると思っています。
たくさんの子どもたちに笑顔を届けることのできる素敵な先生になられることを願っています。


保育士以外に地域に向けた活動にも貢献されている川瀬さん。
ご自身に合った働き方でこれまでの経験を発揮できる場があり、そしてプライベートもグルメスポット巡りなど楽しい時間過ごされているようで、とても充実されているなと感じました。
川瀬さん、ありがとうございました。

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取材日:2024年9月25日
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今回お話をお伺いしたすまいるおおふな保育園の情報はえんみっけ!サイトにてご確認いただけます。



インタビュー掲載期間:2026年3月31日迄


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