#030 | 認定こども園松蔭おかもと保育園(社会福祉法人松蔭ミカエル福祉会) | 保育教諭 児島 千夏さん
こんにちは。えんみっけ!事務局です。
保育士インタビュー第30回は、兵庫県神戸市 認定こども園松蔭おかもと保育園(社会福祉法人松蔭ミカエル福祉会)保育教諭 児島 千夏さんにお話を伺いました。
―業務内容について教えてください。
私は幼児フリー担当として、異年齢グループを見ています。
『認定こども園松蔭おかもと保育園』では年齢ごとに担任がおりますが、3~5歳児は2つの異年齢グループに分かれて過ごします。
1つの異年齢グループに22~23名の園児と、担任が2名ずつおります。
―就職先を『認定こども園松蔭おかもと保育園』に決めた理由を教えてください。
園見学をした時に園の雰囲気がとても温かい印象だったのと、園児数の定員が66名と多すぎず、子どもたち一人一人に丁寧に関われるのかなと思い決めました。
(園見学は何園訪問しましたか?)
7~8園くらい行きました。
通勤範囲というのはもちろんですが、私は雰囲気を重視して見学をしました。
実際に見学すると、子どもや先生たちの雰囲気が園によって違っていたので、複数園見に行ったことは良かったと思います。
また、『認定こども園松蔭おかもと保育園』は母校、神戸松蔭女子学院大学が社会福祉法人を設立して開園した保育園なので、母校出身の先生も多く、同園で働いている先輩が大学に来てお話をしてくださる機会もあったので馴染みがありました。
同期にも同窓の職員が一人いるので心強いです。
―『認定こども園松蔭おかもと保育園』の自慢を教えてください。
とにかく先輩の先生方が優しく、あたたかく見守って下さるので、何でも安心して取り組め、分からないことも聞きやすい、そんな雰囲気が自慢です。
私が担当している幼児担当の先生だけではなく、乳児担当の先生とも話しやすいです。
―学生時代やっておくべきこと、やっておいて良かったことを教えてください。
先程もお話ししましたが、園見学は私にとってはとても大切だったと感じています。
2、3園だけではなく、より多くの園を見学することで「自分にあってそうだな」「自分がやりたい保育ができそうだな」と固定概念にとらわれず就職活動ができたと思います。
園での子どもの様子や職員の日常の姿も、見学に行ったからこそ分かることがありました。幾つもの園を見学することで比較ができ、自分が働きたいと感じる園に出会えたのだと思います。
また、私は3回生の頃に1年間ほど実習した保育園でアルバイトをしていました。
アルバイトでは子どもとの関わり方を学び、身に付いたと感じているので、アルバイトやボランティアも良いと思います。
(アルバイトではどのようなことをしていましたか?)
私は土曜日にアルバイトをしていたので午前中園に出勤し、子どもたちと一緒に過ごし、お昼ご飯も一緒にいただいて終わるという形が多かったです。
土曜日は預かりの園児が少なく、年齢別ではなく異年齢保育でしたので
その時の経験が活かせています。やはり学校で学ぶのとは全然違う実体験を積めたことが良かったです。
―髪型やメイクなどで気を使っていることはありますか?
はい!
私は髪の毛が肩下くらいの長さ(ミディアム)なので、一つにまとめて仕事の邪魔にならないようにして、清潔感も意識しています。
学生時代は今よりももうちょっと明るいカラーにしていましたが、今は落ち着いた色になっているかなと思います。
メイクは柔らかい印象を持ってもらうように、きつい派手なメイクではなく、ナチュラルに見えるようにしています。
(日焼け止めは大事ですかね?)
はい。本当に(笑)
夏はプール遊びや水遊びをする時にラッシュガードを羽織ったり、帽子を被ったりしていますが、日焼け止めでケアもしています。
(子どもたちのケアも先生がしますか?)
日焼け止めはお家で塗ってくるので、私たちが塗ってあげることはありません。
虫よけスプレーをかけてあげたり、プールの後など髪の毛が乱れると「可愛くして」と言ってくる子もいます。
(どういう髪型がお子さんたちは喜びますか?)
女の子だと三つ編みや編み込みがすごい人気ですね。あとはお団子とか。
当園では5歳児以外は午睡をするので、寝起きに髪の毛がぐちゃぐちゃになってしまった子に結んであげることもあります。
―実際に保育の現場に立って新たに感じたことはありますか?
責任感です。
アルバイトや実習の頃とは違い、正規の職員、保育者として子どもたちと関わるので、責任感は出てきました。
命を預かっているのですから、『これはケガに繋がるのではないか』『もっとこうした方がいいのではないか』と考えられるようになったのも、学生の時にはなかったことだと思います。
(学生時代と生活のリズムに違いはありますか?)
シフト制なので早番の日は6時45分から、遅番の日は10時からと、出勤時間がその日によって違います。
学生の頃はいつも寝るのが夜中の1時とか2時と遅かったのですが、働き始めてからは次の日が早いから10時とか10時半には寝ようと、入眠する時間が変わりました。
寝不足だと注意力も散漫になるので気を付けています。
―入職時どのような研修が用意されていましたか?
園内では、まず実際にクラスに入って、子どもと関わったり、クラスの活動や一日の流れを細かく教えていただいたり、早番遅番の保育以外の作業を教えていただく機会もありました。
通常業務中も、異年齢グループを一緒に担当している先輩の先生が私のことをよく見てくださって「もうちょっとこうしたらいいよ」とか、「こういう時はこうしたらもっと良くなるよ」と教えていただいています。
また、外部研修では社会人としてのマナーを学びました。
身だしなみや電話のかけ方・受け方、報連相、先輩(上司)に伝える時には結論から先に話して、細かいことはその後に伝えていくなど、いろいろなことを学びました。
ー最後にこれから保育士を目指す学生さん・求職者に向けて一言!
すごくドキドキで不安もあると思いますが、自分がどんな保育がしたいかということを念頭に就活を進めていったら、きっと自分が働きたいと思う素敵な園に出会えると思うので頑張って下さい。
応援しています。
入職して1年が経とうとしているタイミングでのインタビュー。
学生時代の記憶がまだ鮮明に残っているからこその、学生時代と違う生活のリズムや意識の変化をお話しくださいました。
たくさんの園に見学されたお話しも就活生のみなさんには参考になるのではないでしょうか。
児島さん、ありがとうございました。
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取材日:2024年3月13日
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今回お話をお伺いした認定こども園松蔭おかもと保育園の情報はえんみっけ!サイトにてご確認いただけます。
インタビュー掲載期間:2026年3月31日迄
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