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#011 | 社会福祉法人しらとり台保育園 採用担当| しらとり台保育園さつきが丘 園長 竹下まり子さん

こんにちは。えんみっけ!事務局です。
保育士インタビュー第11回は、神奈川県横浜市にて5つの保育園を運営する社会福祉法人しらとり台保育園 採用担当であり、しらとり台保育園さつきが丘 園長 竹下まり子さんにお話を伺いました。




―採用担当、園長としての仕事内容を教えてください。

採用担当としても園長としてもまず現場の全体の状況把握が重要な業務です。
 
採用担当としては、園見学会の計画や実施、見学受け入れや新卒・中途採用面接を行っています。
見学、面接では全ての方にお会いしています。見学だけで年間100名くらいです。
また、学内ガイダンスや就職相談会に参加したり、内定者のフォローなどしております。 園長としては社会福祉法人しらとり台保育園の青葉区にある4園を全部見ているという感じでしょうか。
 
(すごいパワフルですね)
いえいえ、各園の主任も勤続28年クラスで、周りに本当に支えられています。到底私一人ではできないことですが、しっかりした若手も多いですし、周りの人に大変恵まれておりますので、助けてもらいながら私自身非常にやりやすくお仕事させていただいております。

 ―採用にあたっていちばん重視していることは?

人柄です。
子どもの成長は乳幼児期に関わる大人によって大きく影響されると考えております。
保育士という職業は、ニーズの多様化に伴い、仕事内容が一昔前よりも多岐にわたり、時には突発的な業務や、困難に感じる場面に遭遇することも多々あります。
履歴書や面接時の印象などに加えて、このような場面ではどう対応してくれるかな?どう乗り越えられるかな?など現場で働く姿をイメージしながら採用活動を行っています。 
 
具体的には
・子どもの成長に寄り添いながら柔和な姿勢で保育に取り組むことのできる方
・困難な出来事にご自身で乗り越えられる力のある方
・自己努力で解決できない問題に対して周りに助けを求めることができる方
などを採用時に重視しています。

―採用試験で好印象な方は?

緊張している様子でも一生懸命回答されたり、保育士というお仕事への思いをご自身の言葉でお話しされると印象が良いです。

―これから一緒に働く方に期待していることは?

ご自身が楽しいと思えることを保育に生かしてもらえたら良いと思います。
例えば、推しのアイドルの曲や振付をヒントに子どもたちの発表会を考えたり、趣味や得意を生かしたオリジナリティのある保育をしていただけることを期待しています。
過去にはディズニーが好きなスタッフからの意見で運動会の準備体操に音楽を取り入れたこともありました。

 ―園運営で大切にしていることを教えてください。

保育園では色々な経験を通し楽しい思い出をたくさん作ってもらいたいと思っております。
当園は英語やいろいろな習い事を行っています。それは天才児を育てる為というわけではなく、この園で5~6年間過ごしている子どもたちが次のステップである小学校に進学する際に、何かひとつでも好きなものや自信につながるもので、その背中を押してあげたいと考えています。
そのためにはできるだけ多くの楽しい経験や思い出を作ってあげたい。
子どもたちが毎日楽しく過ごすためには、先ずはスタッフも皆幸せじゃないと子どもたちを幸せにすることはできないので、毎日楽しく過ごしてもらえるような環境づくりをすることが私の仕事だと思っております。

―研修体制を教えてください。

キャリアアップ研修があり、積極的に参加してもらうようにしています。 
また、内定者フォローも充実しています。地方から就職される方も多く、内定が出ても保育園に来ていただくことが難しいので、園の様子や行事を発信しつつ、入職してから習うようなことを配信したりしています。また、ちょっとした質問や不安な事にもお応えできる体制を整え、入職日までの不安を少なくするように採用担当として活動しています。
そして3月中旬〜入職前研修を行っています。もちろん交通費も日当も出ます。
事前にコミュニケーションをとっていることで、安心して研修に参加いただいている点もしらとり台保育園の特色です。

―『しらとり台保育園』の自慢は?

一つ目は、当法人の5園はすべて園庭があることです。夏場はミストも出ますし、日除けネットもつきます。安全な中で、目の届くところで保育ができるというのは、子ども達にとってもスタッフにとっても安心な環境だと思っています。
 
二つ目は、法人として55年の歴史があるのですが、格式や伝統にとらわれずに培った経験を活かしながら、新しいものを柔軟に取り入れる姿勢が自慢です。
 
三つ目は、「卒園後もまた来たくなるような保育園づくり」を心掛け、
毎年たくさんの卒園児や、お母様お父様たちが「第二の家」と言って挨拶に来てくれるほどアットホームな園だという事です。
 
実は私もしらとり台保育園の卒園児です。現在しらとり台保育園に2名、第二しらとり台保育園に1名母園で働いている職員がおります。来年度にはもう2名卒園児が入職予定です。
子どもの卒園後に、そのお母様が保育士資格を取りながら保育補助に入っている方もいます。
現職の職員にも子どもを当園に預けながら働いているスタッフはたくさんおります。

―給与やボーナスについて教えてください。

当法人はお給料の高さを自慢にさせていただいております。
※具体的な金額は下記を参照ください。
採用について

宿舎借り上げ制度の利用も行っており。敷金・礼金・更新料も法人負担となっています。
日本全国様々な場所から入職される学生さんの生活面・金銭的な不安を減らすために、入職前の3月頃から補助を行っている所も安心していただける点だと思います。

(福利厚生も充実されていますよね)
当法人では「安心して長く働ける職場でありたい」と願い、 入職初日に有休10日付与 や福利厚生制度に2種加入 など様々な制度を推進しています。その結果、産休育休を取得した職員による職場復帰率は過去3年間で100% に!
また親御さんの介護を心配なさっている方もいらっしゃいますが、結婚、妊娠、出産、子育て、介護に至るまでライフステージに伴うサポート制度も充実しています。
 
(産休育休明けの職場復帰率100%!!すごいですね)
そうなのです。
今のところ産休で退職した職員は皆無で、全員復職していますので、実質10年以上は100%ですね。
実は私も産休後復職しています。
 
(入職初日から有休10日付与もびっくりです。通常、入職後6か月継続勤務してからの付与ですよね?)
新社会人だと環境も変わり体調を崩しやすいんですよ。たくさんのお子さんをお預かりしていると感染症にもかかりやすいのです。
長くお勤めしているとだんだん免疫がついてくるのですが、最初はもう色々もらってしまいます。入職初日から有休が付与されていることがお守りのような安心感に繋がっていると思います。
 
また、やむを得ず退職される場合も、共済に加入しておりますので退職金制度で手厚く送り出すこともできます。

ー最後にこれから保育士を目指す学生さんに向けて一言お願いします!

保育士は保護者以外で、親のように接する最初の大人なんですよね。そんな時期に大事な存在になるということは、責任は非常に大きいですが、日々の喜びも大きい職業です。
まずは一度働いてみたら良いのではないかと思います。
そのためには自分に合った園を実際に見ていただくことが重要だと思います。
 
インターネットでの情報収集もひとつの手段ですが、学校の先生や先輩に卒業生の様子などをお聞きすることでリアルな情報が聞けると思います。
そして気になる園は見学に行って、ご自身の目で見て感じたことを大切にして、自分に合う園を探してください。


竹下さん、ありがとうございました。
園についてはもちろん、採用担当としての貴重なお話しをたくさんお話しいただきました。
これから園で働きたいと思っている方にはとても参考になるのではないでしょうか。
時には笑いも交えたインタビュー、楽しい時間をありがとうございました!

今回お話をお伺いした、神奈川県横浜市 しらとり台保育園さつきが丘(社会福祉法人しらとり台保育園)の情報はえんみっけ!サイトにてご確認いただけます。
園見学も受付中です!


インタビュー掲載期間:2025年3月31日迄


幼保学生・求職者のみなさまへ 

現役保育士さん、採用担当者さんなどに聞きたいたいことリクエストを受け付けております。
*直接聞きにくい事もえんみっけ!が間に入ってお聞きします。
インタビューリクエストはこちら:https://forms.gle/7r7wV359JPJhakik9