ソロキャンプから観えたこと
先日、初めてソロキャンプに挑戦したばかりの42歳のお話しです。
しみじみ実感したのは、なかなか「ソロにはなりきれない」ということ。
私のキャンプ歴はというと、家族と友人とワイワイやり始めてからかれこれ4~5年程。「誰か」とこの景色を、食事を、ともにすることが楽しいなと感じて続けた来たキャンプ。家族はもちろん、昔ながらの友達と自然の中で一緒に時間を過ごせる事にしびれて来ました。
でもまさか、1人で行く日が来るとは正直思ってませんでした。
きっかけは今思えばコロナ。
どこにも行けない冬の間、気の赴くままにソロキャンプグッズを着々と買いため、確信犯的に準備を進めてきました。
万を持して「行く!」と決めたのは前日の夜。
なんでしょうこのドキドキ感は。まるで中学生が大人の階段を登り始めた時の感じに近い。
新しいことに1人で挑戦するって、何歳になってもドキドキするもんなんですね♫
キャンプ場に到着して、設営を終え。1人で密かに「乾杯」。
本読んだり、ぼーっとしたり、note書いたり、ちょっと仕事したりしながら。気づけば夕方。
パシャパシャ写真撮影。
SNSに投稿。
友題・家族にメッセージ。
いや、待てよと。
友達や、家族と来てると時にはやってないじゃんっていうことをしてる自分がいることに気づく訳です。 SNSで思いのほかリアクションがあり、夢中になって返信して楽しくて。気づけば夜も更けてる。
すっごく楽しい時間だからなにも否定するつもりもないんだけど。
ただ、ひとつ言えるのはやっぱり誰かと「共有したい」のかなって思った訳です。
わるいことだとは少しも思わない。
けど、そもそも「ソロキャンを始めたい」と思った時の衝動とは少しズレた感じがした。
「1人の時間を愉しむ」っていう、大人遊びの醍醐味に到達できない煩悩ソロキャンパーの修行は続きます。。。