下請けになるのではなく自分で受注する
起業して直ぐには、仕事がほとんどありません。この時に、心が動いてしまう時があります。それは、下請けと言う誘惑に負けてしまうことです。
下請けになると仕事を回してくれるので、自分で営業しないので楽ですよね。でも、ここで考えてください。その会社からの受注が0になったら、あなたの会社の売り上げがかなりヤバいことになりませんか。
これが一番怖いところで、何年経っても下請けをすることになり、営業する技術が何も身につかないことになります。
受注先は30社以上になるようにする
そうは言っても最初は下請けをしてしまうかもしれません。そんな時でも独自で営業することはしてください。会社を長く続けるためには、下請けの受注よりも独自の受注を多くする必要があります。
最初のゴール地点として30社からの継続受注を目指してください。これが出来ると収入が安定します。
下請けと言う契約からグループからの契約と考える
最近は、大きな会社の下請けというのは、少なくなっているのではと考えます。大きい会社も仕事が取れないですし、それより仕事のやり方が大きく変わってきていると考えます。
今の仕事のやり方は、受注してきた人が頭になり、その案件に合わせてメンバーを選んでいくということが多くなりました。
例えば、自分がホームページ制作の仕事を受注してきたら、デザインを頼む方、プログラミングを頼む方、一緒に仕上げていく方というように声をかけていきます。出来る人を自分が選ぶ形です。その中で、返信が来た方たちとグループをつくり案件を仕上げていきます。
会社と会社の付き合いというより、個人と個人の付き合いが増えていると思います。下請けと言うより、仲間で分け合うという感覚に近いと思います。
逆に声を掛けられるときもあります。自分が出来ると思ったら受けますし、断る時もあります。
小さな個人だからこそ、いつでも助け合える外注先の組織をつくる
自分一人でも出来る仕事は一人でやれば良いし、出来ない案件の場合には、外注先の誰かに助けてもらえば良いという仕組みが最適だと考えます。
仕事が少ない時には小さくなり、仕事が増えると大きくなるという伸縮自在な組織にすることで、営業の幅も広がります。
大きな案件でも、受注が増えても、営業先で断ることが少なくなります。そう思って営業することで余裕が生まれるのかなとも思います。
まとめ
下請けと言う誘惑に負けることなく、独自で受注する
30社以上の継続受注があると会社は安定する
会社の従業員を増やすのではなく、外注先を増やすと伸縮自在な組織が作れる