人生一度きり!
先日、とある高校に足を運び高校生と一緒にキャリアを考えるボランティアに参加したときのこと。
10人程の生徒と輪になって一人ひとりの話を聞いて回っていた。
私 :「高校卒業したらどうしたいとかあったりする?」
高校生A(以下A) :「レントゲン技師の学校行こうと思ってます!」
私 :「ええめっちゃかっこいいね!なんでレントゲン技師に興味持つようになったん?」
A : 「親戚にやってる人がいて、親におすすめされたから!」
私 : 「そうなんや!なんかもし親に言われたっていうこと抜きにしたとしたら、レントゲン技師に惹かれるところとかあったりする?」
A : 「いや別に...」
そして他の生徒にも。
私 :「高校卒業したあとの進路みたいなん考えてたりするん?」
高校生B(以下B) :「看護師の学校行こうと思ってます!」
私 :「そうなんや!なんで看護師になりたいと思ったん?」
B :「お母さんが看護師で、資格持ってたらいいって言ってたから」
私 :「そうなんやね!お母さん見て看護師になりたいって思うことがあったりしたん?」
B「んーそうでもないけど、安定してるって言われるし!」
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いや、そうよね。と思った。
就職活動をする前の自分と似てる部分があるとも感じた。
今まで生きてきて、自分のこと、自分の将来のことを真剣に考える機会なんてほとんどなかったもんね。
高校生と話してみて、
『もしこの子たちがもっと自分のことや自分の将来を考える機会を持ったり、もっと広い選択肢があることを知ったら、この子たちの未来ってもしかしてちょっと変わったりするんかな』
と思った。
私自身も、就職活動を通じて自分のこと知ろうとするまでは、自分のことや自分の将来について真剣に考える機会がほとんどなかったように思う。
そして実際に就活を経験して思ったのは、就活でちょっとむりやりでも自分と向き合って自分について考えた時間は、人生という長い目で見てもほんまに必要な時間やったなってこと。
逆にこのタイミングで自分を振り返って自分の将来考えることがなかったら、もっとふわふわした違う人生を送ることになってた気もする。
せっかくの一回きりの人生やし、できるだけ自分を知って後悔のない選択をして、自分らしい人生を送れる人が増えたらなあってほんまに思う。
でも、自分のことを知ろうとするってめっちゃ勇気いるし難しいし労力使うんよね。
正直、私は一人で自分のことを知ろうとするのは限界があると感じた。
そこで友達や家族、会社の人事の方、そしてエンカレの先輩にもたくさん手伝ってもらった。
え、そこツッコまれる?ってとこでなんで?って聞かれたり、客観的な視点からこんな部分もあるんじゃない?って言ってもらったりして、自分でも気づいてなかった自分にたくさん気づけたりした。
就活で必要だから自己分析する、というよりかは、人生ですごく貴重な時間になると思うから、周りに頼りながらでも自己分析してみてほしいなあと思う。
自分と向き合うということは難しいと思うけど、自分以上に自分と向き合ってくれるような人たちがエンカレッジにはいると思います。
私も最初は、なんか不安やしとりあえず面談してもらっとこかな。くらいで頼り始めたエンカレッジの先輩に、気づいたらたくさん頼っていました。
先輩とおしゃべりしてみたい、くらいの軽い気持ちで全然よいので、ぜひ頼ってみてね!!
エンカレッジ関学支部
関西学院大学 国際学部 4年
坂倉里沙