どんなラグビーサークルを創りたいか#1【体を動かす】

ラグビー塾を創る理由の一つも同じだったが

広島には平日にラグビーをする環境が極めて少ない

それを補う為にラグビー塾を創るという話を以前noteに書いた

平日にラグビーが出来る環境を創るというのは小学生も中高生も関係ない

ただ、その内容は大きく変わってくる

中高生を対象にした塾の目的は【ラグビーが上手くなる】のに対して

小学生を対象にしたサークルの目的は【体を動かす】と【ラグビーを楽しむ】になる

この目的だと、どうしても「塾」というニュアンスが合わない。かと言って「スクール」や「クラブ」も違うなと思ったので「サークル」にしました

【体を動かす】とは

これは『「スポーツ万能」な子どもの育て方』の著書である小俣よしのぶさんの考え方から学んだ事だ

内容をものすごくざっくりまとめると

「小学生は遊んでいればいい。スポーツのスキルなんて後でつけるもの」というものだ

本では、子供の運動能力が下がっている原因として「外で遊ばない(遊べない)」や「体育のレクリエーション化」などがあるとされている

40代の僕達が子供の頃にファミコンブームが来て家でゲームをする時間は多くなった

もちろん僕もやってはいたが、そうは言っても外でも遊んでいた

公園の遊具、鬼ごっこやケイドロや缶蹴り、サッカーや野球の真似事などをして体を動かしていた

そして、体育ではでんぐり返しから始まり、とび箱や縄跳びや鉄棒と、あらゆる運動をさせられていた

この「遊び」や「体育」が、実はものすごく大事だというのだ

この「遊び」と「体育」の中には「36の基礎運動」とう要素が多く取り入れられている

このような動作を小学生くらいまでに沢山やる事で「動ける体」になるという説だが

現代の日本では公園で遊ぶ機会を少なくなり、体育もやたらとサッカーやバスケなどのスポーツばかりをやっている状況なので運動能力が下がるのは必然という事になる

このような考え方から僕の創る小学生向けのラグビーサークルの目的の一つを【体を動かす】とした

例えば、36の基礎運動に基づいた体を動かすゲームをしたり、バスケやサッカーやバドミントンなどの他のスポーツもどんどんやっていく

そういった「一見ラグビーとは関係ない動き」も将来的にはきっとラグビーに役立つと思っている

本にもヨーロッパで活躍するサッカー選手の多くが子供の頃はサッカーとは違うスポーツに夢中になっていたというデータもあるそうだ

ラグビーサークルでは目先のラグビー技術の上達より、将来を見据えた「動ける体作り」を目的となる

そして、やっぱり僕一人で子供一人一人に向き合いたいので、塾と同じく12人という人数制限をさせて頂きます

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