どんなラグビー塾を創りたいか#5【練習内容(深掘りとゲーム)】
基本練習の次はスキルの深掘り
前回、基本練習はその本質や理由を頭で考えながら行うと書いた
しかし、いわゆる「体が覚える」という説も間違いではないと思ってて
出来ないプレーでも繰り返し同じ動きをする事で徐々にそれは出来るようになる事もある
ただ
それを何も考えずにやるよりは頭で考えながらやった方が圧倒的に上達のスピードが早いという話
だから、例えばそれを数値化すると【体が70%に対して、頭が30%】
基本練習がこんなイメージ
では、その次にする「スキルの深掘り」はどうかというと
【体が30%で頭が70%】の練習
体で覚えるというより、「頭で理解する」
何故、思った所にパスが投げれないのか
何故、タックルしても相手が倒れないのか
一つ一つのプレーをみんなで深掘りしていく
勘の良い人はもうわかったと思うが
この深掘りが基本練習へと活きてくる
そして、深掘りした頭で考えながらやった基本練習がまた次の深掘りに繋がっていく
こんな感じで基本練習と深掘りが相乗効果でループしていくようにしたい
そうする事で基本練習への集中力も増していく
深掘りする内容に関しては、選手が決まっていない現時点では決めれない
選手の弱点かもしれないし
SNSで観たプレーかもしれない
それはその都度、選手達と決めていきたい
そうやって選手達は自分のスキルと向き合っていく
そして、最後はゲーム形式
タッチフットやタッチラグビーで締める
これも必ずする
色んなチームのラグビーの練習を見学しているとこのゲーム形式をしないチームが結構多い
これ、サッカー経験者の自分からすると信じられない
サッカーの練習は大体ゲーム形式で終わる
それにはちゃんと理由があって
めちゃくちゃ当たり前の事だけど
【全ての練習は試合の為にある】
だから、スキル練習をした後すぐにそれを試せる機会を作る
じゃないと、「練習の為の練習」になってしまう
もう一つの理由は「選手が楽しいから」
選手ってやっぱりタッチフットとかゲーム形式が好き
一日の練習を楽しく終わってもらいたい
だから、最後はゲーム形式で締める