広島にラグビー塾を創りたいと思うまで#4【ステップを知る】

ちょうどその頃(何回目よ笑)、クラファンでの森田慎也君のステップセッションを2回見学して

その後すぐに尾道高校に来た奈良秀明さん(ナラヒデさん)のステップセッションを3回見学させて貰った

約一か月の間に2人のステップセッションを5回を見学出来る人なんてそうそういないと思います

しかもナラヒデさんとはその間にも沢山話をさせてもらった

この経験がその後の僕に大きな影響を与える事になった

正直言うと、森田慎也君と動いている時期の僕はコーチングに夢中でステップセッションの内容とかステップ業界の現状には全く興味が無かった

しかし、それの後すぐにナラヒデさんとじっくり話をしていく中でステップに対しての想いが強くなる

ナラヒデさんはこう言った

「ステップを、パスやタックルのように練習の必須項目にしたい」

最初はよく理解出来なかったけど、今はめちゃくちゃ同意出来る

ステップというスキルは現代ラグビーにおいて全ての選手に必要なスキルにも関わらず、それにかける練習時間があまりに少ない

その大きな原因の一つが【ステップを教えれる指導者がいない】という事

ステップが言語化されて練習方法などが世に出始めたのはここ数年の話

つまり、僕を含めた今の指導者世代の人達は「ステップを学んだ事がない」

経験が無い事は教えれない

もちろん勉強されてる指導者もいるけど、その数が圧倒的に少ない

だから広まらない

ステップは人を抜くスキル

バスケで言うならフェイント

フェイントをして人を抜けばゴールを決めれるかもしれない

同じようにステップで人を抜けばトライをとれるかもしれない

子供達はこんなにわかりやすくて楽しいスキルは大好物

でも、そんなに楽しいスキルを教える人が少ないっておかしくない?と思い始めた

当時僕はステップは全く踏めなかった

でも、森田慎也君とナラヒデさんのステップセッションを全て録画してある

じゃぁ、これを元に【ステップ踏めないけど、ステップ教えれる人】になってみようかな、、

なんて思いついちゃいました♫

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