見出し画像

【美術展】アニミズム/京都芸術大学附属康耀堂美術館(長野県茅野市)

アニミズム、私が使い込んだ古い物を大切にするのは、この考え方が好きだから。

フライヤーの絵は
「窓からの展開」島田鮎子 1972年
深い、深い緑の中に
ひっそりとたたずむ「康耀堂こうようどう美術館」
2024年10月10日(木)
中庭

平日午前中の訪問、約1時間弱の滞在だったが、その間貸切状態。
この展覧会の展示構成と作品レイアウトは、博物館実習の一環として、京都芸術大学通信教育部の博物館学芸員課程で学ぶ学生が担当。
それならそれで、学生がどういう着眼点で「アニミズム」的要素を感じて、その作品を選んだかや、その作品の背景なり、画家の想いなども取材して、絵に添えて欲しかった。
ただ、作品が並べられているだけ。芸術品は、ただ、感じろ!なのだろうか。

美術館のHPからお借りした。
この展覧会では「南瓜」と「京洛心象 深秋」が見られる。
http://koyodo-museum.com/

地方にあるとは言え、首都圏からほど近い観光地にあり、周りの環境も抜群に良い。美術館の建物そのものも美しく、建物の中から見える外の景色もとても美しかった。いる間に感じた静謐さは、都心での展覧会や、人気のある大展覧会や、はたまたトーハクで感じる日本人なのにアウエー感からは得られない、綺麗な時間だった。
箱や立地に恵まれているだけに、もう少し展示に工夫があったらもっと楽しかっただろうな、と少し残念だった。

ビーナスラインのドライブも楽しかった。
この写真をアップして、今更ながら気づいたが、もしかして遠くに見える山並みは富士山?!

いいなと思ったら応援しよう!