〜介護業界のイキる奴〜

どの業界、コミュニティでも「イキる奴」っていますよね。粋がるというか変にカッコつけるというか。

まずは調べて見ました。イキるとはこのような意味だそうです。

主に若者が自分をかっこいいと思って得意げになること、虚勢を張って調子に乗ることなどを指す。

主に若者となってますが、いい年してイキってる方もいらっしゃいます。

今回は結論から書かせてもらいますが、イキる奴がいた時の対処法は

①褒めて伸ばす (伸びしろ期待できない。時間がかかると思いましょう。)
②泳がせ楽しむ (楽しめるのは精々1か月が限度でしょう。)
③相手にしない (自分に余裕が有る時には①、②を活用してください。)
④モンスターボールで捕獲する (とても捕まえやすいので、捕獲し、育て必要な時に解き放って下さい。)

主にこの4つが重要になってきます。


この記事を書く理由としてはイキりすぎて迷子になっている介護粋リスト達を救いたい。この一点です。

そして新たなる介護粋リストを産み出さない為の活動に繋がれば幸いです。

それでは満を辞して介護粋リストの入場です!!!


●横文字介護粋リスト

とにかく横文字を使いたい。多分枕カバーとかも英字新聞柄の粋リストです。

この方々が大好きな言葉は「マスト」「ベター」「エビデンス」その中でもエビデンスを乱射されます。

エビデンス(根拠)。介護の現場でも根拠は大事なんです。横文字粋リスト達がエビデンスを使うエビデンスはとにかくイキりたい。これが1番重要になってるから大変です。もう迷子になってます。物事の意図が分からず、方向性が定まっておらず、己がカッコつけたいが為に横文字を乱用します。

職員同士ならまだしも利用者(高齢者)にエビデンスと説明する方もいるから驚きです。根拠と言えば良いものをわざわざ遠回りするんですよ。そして利用者側は受け入れ難くなりますし、混乱します。わざわざ遠回りするカーナビがあったら速攻取り替えますよね?いや取り替えないでスマホの地図アプリで十分か。

もちろんエビデンスや横文字を使用することに対して否定している訳ではなくTPOに応じた使い方、使用頻度が大切なのです。考えずに乱射するたびに粋リストレベルが上がてしまうのでご注意ください。


●飲み会粋リスト

このタイプの粋リストは介護業界だけではなく、コラッタやコイキングのように全国的に沢山生息しています。

「俺アルコールなら何でもいけるよ~。」

エタノールでも飲んどけ。って思います。

お酒をなんでもガブガブ飲むのではなく、紳士的にお酒と会話を楽しみましょう。お酒を何でもガブガブ沢山飲める男がモテるのではなく。お酒を何でもガブガブ沢山飲める男は大体二次会まで持たないと認識しましょう。

お酒に酔った勢いでイキった結果、次の日仕事で何となく気まずい。皆さんそんな経験ないでしょうか?私もイキった結果、何とも言えない恥ずかしさとやりずらさを経験したことがあります。お酒を嗜むほとんどの方がこのような経験があるのではないかと思います。

人間誰しもが皆、1度はイキるものなのです。

ただ学習能力があるかないか。ここが大きな粋リストへの分かれ道となります。

ベテラン粋リストの方はこの別れ道に気づかず

「俺飲むと熱くなるからさ~。熱すぎて溶かしたらごめんね。」

とか言うんですが。このような方はもう脳が溶けています。

脳が溶けるほどのアルコール摂取にもお気を付けください。飲みすぎはいけません。何でも程々が大事です。


●人気集め粋リスト

まあ人気があるのに越したことはないと思いますが、介護の仕事の主軸は人気をとる仕事ではないです。

過程と結果から人気がある介護職員は安定感があるんですが、人気を求める事への優先順位が高い人は不安定です。

「○○さんは私がいないとダメだからさ。」

あなたが○○さんに依存しています。このようなケースは他の職員でも全く問題なく対応できることが多いです。遠慮なく年休を取り旅行に出かけてください。

「○○さんは私のように対応すれば大丈夫だから」

完全に自分に酔っているのでシラフになるまでは話が通用しないケースです。まずはプラン通りに対応しましょう。

人気集め粋リストの方は修正が面倒です。性格の問題なのか、育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めないのか、このタイプは話が通じない人が多い印象があります。ただ根はすごく良い人なんです。お節介というか、自分のサービス精神を信じて疑わないというか。だから厄介というか・・

人気集め粋リストの効果的な対処方法、教育方法があれば教えてほしいです。

●机上の空論・経験重視粋リスト

まあこのタイプもそうですが、介護の仕事以外でも当てはまる方がいると思います。

まずは得た知識・経験・研修内容などをそのまま型にはめようとします。それ自体は悪いことではないと思いますが、大前提として現場を知っていることが必要不可欠です。

「事件は会議室で起きてるんじゃない!事件は現場で起きてるんだ!」

まさにその通りなんですよ。経営者の皆さん。管理者の皆さん。リーダー職の皆さん。もし自分が当てはまっていたら踊る大捜査線を見てください。

介護現場で多いのは

「〇〇さんと同じケースだね。」

言いたくなる気持ちは分かります。確かにカテゴリは一緒だったりしますよ?「認知症」「ターミナルケア」「老々介護」等々

ただそこから細分化すると同じケースなんてないですし、同じ対応方法が正解なんてことは絶対ないんですよ。要は現場の人が良く分かっている。現場出ていない人は物差しで口を挟まないほうが良い。という事なんです。

ただ現場でも悩むと相談しに来ると思います。そこから一緒に考えることが必要なんではないでしょうか?

自分から率先してイキりに来ないほうが良い。来るまで待て。ってことですよ。

施設系は現場直結しているので、このタイプの粋リストは産まれにくいかもしれませんが、訪問系は1人で仕事に出ることが殆どなので在りがちなケースかもしれませんね。

まあでも研修で知り得た良い内容とかイキって教えたくなるんだよな。それは分かる。みんなそうだと思う。だけど一旦我慢しよう。

「うわー。めっちゃイキってる。」って思われるよりも

「現場のこと信用してくれるし、困ったときに助けてくれるし、そんなイキらないし。」を目指しましょう。




●まとめ

①イキる奴は根はいいやつ

②だからこそ質が悪い

③効果的な対処方法があれば教えてください。











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