1/10.000への自粛
3月に「感染」と「感染症」をテーマにした あそっぺ という講座を演じ
8月中旬「感染予防」をテーマにした 夏休み宣言 を開催する中で
2020年初頭から騒ぎ続けられた新型コロナウイルスについて、ふと気になったことがあったので記事を作成することにした。
2020年2月初めより、少しづつ広まりだした新型コロナウイルス
自分も周りもいろいろな情報が入り、その情報量の多さに翻弄されている中でも、治療を受けている方や治療をされている方は本当に大変だと思う。
自分の仲間もそんな新型コロナウイルスに翻弄されてしまった事には非常に心が痛んだ。
さて、冒頭にも書いた「気になる事」だが、連日メディアで騒がれている感染者数について…。
今までに感染した人の総計を毎日伝えて何の意味があるのだろうか?
実際に今現在(8月23日)どのくらいの人数が新型コロナの影響を受けているのか?そして、自分はどれくらいの自粛をすればいのか?
公表されている数字をもとにデータを出してみた。
テレビをはじめとしたメディアは連日のように
「ついに10000人超え」「まもなく20000人」と必要以上に騒ぎ立てるが
その数には回復した方や、残念ながら亡くなられた方の数も含められている。
そこでまず初めに東京の感染者総数から回復者と死亡者の数を引いて人口で割った数字を出した。
0.02%
5.000人に1人の計算となる。
どうやら東京では5000人に1人が新型コロナに感染しているらしい
ちなみに厚生労働省のデータによる死亡原因割合は
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/deth8.html
1位 悪性新生物(ガンなど) 30.1%
2位 心疾患 15.8%
3位 脳血管疾患 10.7%
4位 肺炎 9.8%
5位 老衰 3.4%
となるが、東京における新型コロナ感染後の死亡割合は
0.036%[0.02%*(350/19121*100)]であることも追記として記載する。(0.02%の中の1.8%)
*もちろん病気と感染症の違いはあるが一つのデータとして記載した
東京の割合が出てきたら続いては日本の割合を出してみよう
0.01%
では果たして0.01%とは一体どんな数字なのか?
0.01%=1万人に1人
例えばこんな画像がある
航空機事故に巻き込まれる確率よりも少なく
身近なところでいえば
ガリガリ君の当たる率は4%
黒ひげ危機一発は7.7%
自動販売機のあたりは1%らしい。
…と、ちょっと待て
自分はそんな低い確率に対してあれこれ不便を強いられているのか?
いや違う、メディアが伝えているこの新型コロナはたしか、凶悪で、危険で、日に日に感染者が増え、地球規模の危機でもあるウイルスのはずだ。
だが確かに、新型コロナは日本での感染が非常に少ないと言われていた時期もあったし、世界の感染者率はもっと大変な状況なんだろう。
0.1%想像していたよりも低い割合だということがわかった。
それでは、現在感染者数トップのアメリカを含めた諸外国はどうだろう?
やはりアメリカの感染者割合は高いものの
ほとんどが0.1%を下回る結果となった。
だが確かに感染後の死亡率は当初予測されて居た0.66%よりも高く
https://www.cnn.co.jp/world/35151613.html
インフルエンザ0.1%よりも高い
以上、あくまでも例にあげたデータはただの数字でしかなく
新型コロナが危険かそうでないかを判断するわけでもないが
個人的には今現状の対策はやりすぎ感があると考える。
確率で言えば
飛行機事故に遭遇する確率(0.002%)の方が高く
交通事故で負傷する確率(24%)の方が新型コロナに感染する確率と比べ物にならないほど高い。
だからと言って自動車や飛行機を規制したり、パラシュートを背負って搭乗する人は居ないだろう。
(Uber Eats配達時における事故の確率も気になるところだ)
改めて、予防することは大事だが過剰は不必要だと思う
特に自分はエンターテイメントに関わる人間として、表現の不自由を強いられるのは心苦しい。
「新しい生活に適したイベント」とやらも聞くようになったが、それが当たり前になった時エンターテイメントはどうなってしまうのだろう?
(人の熱気、体温、空気に触れられず、距離を開けさせられるイベントは果たしていかがなものなのか?)
「あそっぺ」「夏休み宣言」と
感染予防対策は十二分にとり、その対策を面白おかしくイベントに落とし込んだ。
だから「どう」とかではなく、単純に「新しい生活」という言葉が不快でしかならない。
先人たちが築き上げてきた世の中を0.01%のリスクを恐れ、クラスターだのソーシャルディスタンスだの横文字に振り回されるより
むしろ、0.01%のリスクを笑いに変えた予防と余興が共にあるイベントや企画を作る方が自分の進む道としては楽しいと思う。