乾燥大豆(ベジ)ミートってどれも同じ?様々な形と色編
こんにちは、管理栄養士でプラントベースフード研究家のMasaeです。我が家では常備菜で肉みそが重宝しており、この3カ月ほど前から大豆ミート製の肉みそに切り替わりました。大豆ミートの乾燥品は結構便利でストック食材に昇格したのですが、周りには、乾燥大豆ミートって使った事ある人があまりいないのが現状です。今回は、ミンチ肉風だけでなく様々な種類の乾燥大豆(ベジ)ミートがあるので、8種類を紹介していきたいと思います。
乾燥大豆(ベジ)ミート、こんなにいろんなメーカーから出ているんです
乾燥大豆ミートというのは、脱脂大豆や粉末状大豆たん白を特別な機械で加工・乾燥し、食感や形を肉に似せた食材です。様々な大豆ミート加工品の裏面にある原材料をみると、”粒状大豆たん白”という原材料名で記載されていることが多いです。
大豆ミートは加工の仕方で食感や形も様々な状態に製造されています。硬めの食感だとミンチ(そぼろ)、繊維状の食感だとスライス(フィレ)、これより繊維が柔らかめなブロック状となり肉で言う部位が、メーカーによって若干大きさや食感が違います。また、ブロックの場合、大豆たん白だけでなくえんどう豆なども主原料となり(ベジミートとも呼ばれています)豆臭がほとんど気になりません。そして、乾燥大豆(ベジ)ミートの形状によってチャンク、フレーク、バラ肉、下記の例のように様々な呼び名があり、メーカーによってその種類も異なっています。
メーカー 商品名 タイプ別
マルコメ 大豆のお肉 ミンチ・ブロック・フィレ
アリサン 有機ジャック豆 ナゲット・チャンク・フレーク
かるなぁ ソイミートシリーズ スライス・ミンチ・から揚げ・ビーフ
オーサワ ひき肉風・バラ肉風・ベジミート
バリエーション豊かな形、中には色も。
では、実際の様々な形や色の製品を見ていきましょう。(価格は筆者購入時)
1.グリーンカルチャー 業務用国産大豆ミートそぼろ 1900円/袋㎏
ネット販売のみ。ちょっと大振りで柔らかめなのが特徴。
2.かるなぁ 大豆まるごとミート スライスタイプ (国産)486円/袋80g
こちらは、ネットだけでなく自然食品店などでも発見。バラ肉タイプより結構薄め。
3.オーサワ 大豆ミートバラ肉風 464円/袋80g
オーサワ取り扱い店ではかなりの確率で見つける。下処理をがんばらなくても大豆臭が気にならないことが多い。
4.恒食 タプロ80 454円/袋130g
結構大きめのブロック。戻すと5㎝以上にもなる。少しクセがある印象。えんどう豆・でん粉等も使われている。
5.アリサン 有機ジャック豆ミート チャンク 346円/袋100g
小さめの大きさで戻すと一口大になる。切らずにそのまま使いやすく戻す時間も短く済む。大豆のみでできている。
6. マルコメ ダイズラボ 大豆のお肉 乾燥フィレ 363円/袋90g
色が濃いめ。調理するとハラミ肉のような食感。臭いが気になるので濃い目の味付けがいいかも。
7. かるなぁ 大豆まるごとミート 手羽先タイプ(国産)420円/袋80g
珍しい形。くの字に折れ曲がったタイプで、1個が長さ3㎝程度(乾燥)。形で肉に似せたい時に便利かも。
8. nichie 大豆ミート ビーフ フィレ バラ肉 タイプ 598円/袋300g
見た目や大きさはまるでチョコフレーク。戻すと2倍位になるが結構薄い。牛バラ肉のばらっとした透け感。
いかがでしょうか。全部豆で出来ているなんて思えないですよね。
種類によって使い分けて、おいしく食べよう
乾燥大豆ミートは、まだ身近になかったり、馴染みがなく買い物リストになかったりするかもしれませんが、肉の代わりの食材、というだけなんです。ただし、肉を食べる時は塩コショウだけで食べれても、大豆ミートを使う時は、種類や下処理によっても臭いや食感が気になる人が多いので少し工夫が必要です。
最初は、ミンチ・そぼろタイプ
肉に混ぜてみる:ハンバーグやミートボール、餃子のタネの半分を肉にして、もう半分は大豆ミートに
徐々に、チャンク・バラ肉・フィレタイプへ
少し味の濃い料理を置き換えてみる:カレーや麻婆豆腐、ミートソース、肉みその肉代わりに
慣れてくると、からあげ・ブロックタイプ
ダイレクトな味のから揚げや肉風野菜炒めに
レシピは、PLAbALインスタでも紹介していますのでご参考ください。
次回は、原材料や栄養価についての比較をご紹介していきます。
以上、情報発信部からお届けしました。
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