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八重山諸島旅行#2 竹富島、石垣島、西表島

八重山諸島旅行編、2日目。
前回の記事はこちらから。


竹富島でゆっくり朝を迎えられたらいいねなんて言ってた旅行前。
でも旅行先では120%楽しみたいわたしがそんなにゆっくりできるはずもなく、6:30にアラームをセット。
隣の部屋とは襖一枚隔てただけだったので起こしてしまったら申し訳ないなと思いながら準備してあった服にささっと着替えて散歩に出発!

宿を出ると、向かいに住んでいるおばあが白い珊瑚の道を箒で掃いており「毎朝島の人が箒で掃くから観光客がいっぱい来る前の竹富島の道は箒でできた線が綺麗だってネットで読んだのほんまやったんや!」となりました。
観光客向けにやっているものではなく、身体に染みついた習慣や、島の伝統なんだろうな。宿を出た瞬間、気持ち良い行為を見て嬉しくなり、挨拶をして道を進む。

朝は道の写真撮ってなかったから昨日の夕方のもの。


途中でニワトリが放し飼いになっていたり(デジャヴ)、昨日の夜はちいさく丸まっていた朝顔が咲いていたり、頭上ではいろんな鳥の鳴き声がして、わたしのふだんの日常からは遠いところまでやってきたことを実感しながらの楽しい散歩でした。

右手前に鶏小屋があって、脱走してた。
いや鍵開いてるなら脱走ではなくて散歩か。
頭上に鳥。
まっすぐ続く散歩道。
観葉植物として売られてたらいいお値段しそう。
この先におうちがあるんかな。
でも草が茂ってるからあんまり出入りはないのかな。
これは朝顔じゃなくてヒルガオやったかな。
真ん中の深い紫色に吸い込まれそう


目的地のカイジ浜の手前で茂みの中に見つけたのはネコ。ネコ好きな夫が嬉しそうに眺めていると、構ってほしそうにすり寄ってくる。
足にまとわりついてきて、遊んでほしい!とアピールされたのですが、さすがに何かあったら怖いので触らないでいると寂しそうで後ろ髪をひかれました。帰りに同じ道を通るとしばらく着いてきて、すごく可愛かった〜
人に遊んでほしくて観光客がたくさん来るカイジ浜の手前で待ってたのかな。
後日、夫の友人のストーリーに竹富島のタグとともにおそらく同じネコの写真を発見して、ふたりで喜びました。

茂みから出てきて
寝転んで大きなあくび
朝日を浴びて気持ち良さそう


朝のカイジ浜は誰もおらず、設置されたブランコに乗ってゆらゆらと海を眺めました。
星砂が有名とのことで探してみたけど1.2回手を砂に押し当てただけでは見つけられなかった。残念。

だいぶ潮がひいてる。
曇り空なのに海のグラデーションがきれい。
水の上から撮ったとは思えない。
透き通っている

カイジ浜からは昨夕行ったコンドイ浜に向かうことに。朝のコンドイ浜は昨日見た印象とは全然違って白い砂浜と水色の海、海岸に生えている木の緑色が綺麗でした。

カイジ浜と同じような写真。
この海に抜ける道の感じが好き
白砂がきれい。
さっぱりした気持ちになる
誰の足跡もなく、波の跡だけが残っていてきれい
ヤドカリを見ながら福岡出身の夫に教えたCM
ヤードカリカリヤドカリ屋さん♬
関西人はみんな知ってるんちゃう?

その後は宿に戻り、宿のおとうさんに港まで送迎してもらって船で石垣島へと向かいました。

竹富島フェリーターミナルにて
きらっきら

石垣島での滞在時間は約2時間。
その間に行きたかった場所に向かいます。
まずはフェリーターミナルのコインロッカーに大きな荷物を置いて、身軽になりました(重要)
その足で向かった先はゆらてぃく市場。
以前来たときもゆらてぃく市場でたくさん果物や野菜を買ったこともあり、最終日お土産を買う下見と、ホテルの部屋で食べる予定の翌日の夕食(結局お昼に食べた)を買いにきました。
フェリーターミナルからゆらてぃく市場まで10分程度だけど、その間ににじんだ汗で服がじっとりして気持ち悪いくらいに暑い道のり。

JAの直売所
「ゆらてぃく」は「よってらっしゃい」という意味らしい


無事、ごはんを購入できたのでそのままサーターアンダギーのお店へ。
有名なさよこのサーターアンダギーというお店で、フレーバーごとに揚げ時間が異なるので全てのフレーバーを揚げたてで食べることは困難だそう。

わたしたちが行った時間はちょうど紅芋味が揚げたてで、その前の時間に揚げたプレーンも残っていたのでひとつずつ購入。

中ではおばちゃんたちが揚げ作業。
暑いだろうなあ
ビニール袋を通り越えて伝わる揚げたての匂い


フェリーターミナルで食べる予定だったのですが、待ちきれなくて人通りの少ない道で食べてしまいました。
結論、めっちゃくちゃおいしくて、揚げたて最高!となるなど。
暑い中歩いて疲れた身体にほどよい甘さと油がしみわたっていく〜

そのあとはかねひでというスーパーでおさしみなどを購入して(これがまた遠かった)、平良商店で八重山そばランチ。

サーフボードの看板
私が頼んだソーキそば
夫が頼んだ八重山そば

事前にnoteで旅行記を見ていたときにここが出てきて、美味しそうかつフェリーターミナルの近くでよさげ!ということで行ってきました。
八重山そばが有名みたいだけどわたしはソーキそばが大好きなのでここでもソーキそば。
とろっとろに煮込まれたソーキと肉の旨みが凝縮されたスープがおいしかったです。
あとは冷たい水がピッチャーでテーブルに置かれていたのが本当にありがたかった!

少しだけ時間が残っていたのですがこれ以上外にはいたら熱中症になってしまいそうだったのと荷物が重かったのでフェリーターミナルのベンチで時間を潰して西表島へ。

さんぴん茶ミルクティー
想像つく味だったけど普通に美味しい


ちょっと晴れ間
綺麗な海だなあ
あっという間に西表島着


西表島ではレンタカーを借りたので、手続きを済ませて乗り込みます。
なお、西表島では動物との接触を避けるために広い道路でも制限速度は40km。
しっかり守って運転しました!

レンタカーの送迎バス。この可愛い頭は??
イリオモテヤマネコ!
マングローブ林
マングローブの赤ちゃん。いや5歳児くらい?
奥の霧も相まって幻想的。
お昼14時ごろだとは信じられない写真


ところどころ寄り道しながら向かった先は由布島。
水牛で渡っていく島として有名。
以前来たときは行けなかったので今回楽しみにしてきました。

水牛たちがお待ちかね
出発します
ちなみにこの電線沿いを歩いていくことも可能らしい。
濡れるけど。笑


ものの10分ほどで由布島に到着。
たまたま、他にお客さんがおらず私たち夫婦と3週間前にリゾートバイトで島にやってきたんだという初々しく水牛の手綱を握る青年の3人だけだったのだけど、途中で夫が仕事の電話を受けたもんだから気まずかった。(昇格の電話だったらしい。おめでたいけど有給中に電話かけてこんでくれ。笑)

島に上陸すると、わずか1週間ほど前に生まれたばかりだという水牛の赤ちゃんや、他のシフトがお休みの水牛たちが池の中で戯れていました。
由布島は島全体が植物園ということで植物が好きな私たちにとっては嬉しい散歩でした。

チケット売り場で購入した冷凍パインを食べながら。
幹がおもしろい
ブーゲンビリアの館


たっぷり由布島を堪能したあとは、また水牛に乗って西表島に帰ります。
帰りの水牛車は満員だったのですがおじちゃんはベテランと思われる方で三線をひきながら島唄を歌ってくれました。
行きと帰りで全然違う体験ができてよかった!

わたしたちを乗せてくれてありがとう
こんな水牛はおらんかった気がする

レンタカーを40kmで運転して、寄り道しながらもホテル到着。

寄り道
水はぬるかった
ホテル!

今回泊まったのは星野リゾート西表島。
星野リゾートの中ではお値段もそこまで高くなく、ホテルでゆっくりできたらなと思っていたので今回は星野リゾートを選びました。

お部屋も広く、特にデイベッドのスペースが最高でゆっくりできたのでよかった!

奥のデイベッドが最高。
ベランダもあるので濡れた服を干せてよかった。
しっかり廊下があるタイプ。よい。
まずは昼間かねひでで買ったお刺身を食べる


少しゆっくりしたあとはホテル内散策へ。
プライベートビーチ(正確にはプライベートじゃないけどホテルの目の前なのでほぼ宿泊客しかいない)やプールがあってゆっくり過ごせます。
ちょうどピーチパインのイベントの時期で、ピーチパインを振る舞ってもらえたり(美味しすぎておかわりした)、サンセットに合わせてドリンクと軽食の提供があり夕食前だというのに手が伸びちゃいました。

プール。泳いでる人は1人も見なかった
ピーチパインの提供
別角度からのプール。改めて見るとひと部屋が大きいな
プライベートビーチ。すぐ行ける
咲いてた花が造花みたいに綺麗だった
ロビーにはピーチパインがたくさん飾られている
ノンアルのぶどうジュース。
これめちゃめちゃ美味しくて、買って帰りたかった
トリュフ塩のナッツとマンゴーのドライフルーツ。

そうこうしていたら夕食の時間。
西表島のごはんやさんは数が限られているので確実に行きたいごはん屋さんがあれば予約必須。
私たちは一隼さんという居酒屋を1週間前に予約して、宿まで送迎をお願いして向かいました。

お店に着くと外の席まで満員のすごい熱気。
金曜日ということもあるのか地元の人たちが外の席で宴会をしており、店の中は観光客や地元の人でたくさん。
わたしたちはカウンターの席でしたが、目の前のキッチンの人たちが追いきれないほどの注文を抱えながらも協力して素晴らしい手捌きで料理を作っているのを真剣にながめてしまいました。

生搾りパインサワーとマンゴージュース
お通しはパイン。
ご家族がパイン農家をやっているよう。
じーまーみ豆腐。ねっとり〜
島魚のアヒージョ。
ニンニクのパンチが効いていて手が止まらないやつ
島らっきょうのてんぷら。
注文時は乗り気じゃなかった夫もバクバク食べちゃうくらい、衣もさっくさくでおいしかった。
これを食べにきたのよ、タコスビスマルク。
目の前の窯で焼いてくれて美味しかったなあ!


星とか見に行けたらいいねなんて言ってわたしはお酒を飲まず運転に備えていたものの、曇り空だったこともありホテルに帰って一歩も外に出ずぐっすり眠りこけました。

2日目完!

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