「医者にかかるほど、寿命は短くなる?」
断言しましょう。
不調を感じていない健康体の人が、血圧を測ったり、胃カメラを飲んだりして、得るものはありません。
それどころか、人間ドックに頻繁にかかって病院へ行く人ほど、死亡率が高くなるという検査結果もあるんです。
それはなぜか?
病院というものは、痛みや苦しみが出てから治せばいいんです。
ところが日本人は痛みも感じてないうちから、わざわざ病気を見つけに行って「病名」をつけてもらう
病名がつけば治療が始まり、薬が出されます。
この薬というのは、病気を治すようでいて体に有害な影響を与える"副作用"のほうが大きい。
内臓にメスを入れる手術も、体にとって非常に大きなダメージです。
必要ないはずだった治療や薬を与えることが、患者を早死させるんです。
検査自体にもよくないものがある。
レントゲンやCT検査による医療被曝で、わざわざがんを作っているようなものですよ。
「早期発見できてラッキー」の誤解
マンモグラフィ検査が浸透して、乳がん患者は増える一方
検診を受ける人が増えるほど患者数、死亡者数が増えるという状況は、気づかないまま寿命を全うしたはずの「がんもどき」まで発見してしまっているということです。
私は長く乳がん治療に携わってきたなかで、切除しなくていい乳房を切除しようとする医療に疑問を感じてきました。
医療が患者のためにあるのではなく、
患者が医療のために存在している
という危機感を持った方がいい。
医師 近藤 誠
「医者に殺されない47の心得」
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