7/2 そーっと覗いてみてごらん♪
自分が経験したいんではなく他人のを見たい?
いや見れんのか?何が見れるんだ???
そのお客さん、見た目サラリーマン的な感じだけど、大きな体とお腹で曇ったメガネが暑さを倍増させてる感じ、清潔感は皆無だが、悪い人ではなさそう、なかなか難しそうな仕事をしてそうなイメージでした。
聞くとそのホテルの利用者用の掲示板なるものが存在して、
「明日○○時にM女連れて行きます、廊下で見てやってください」とか書き込まれるらしい、
もしくは「明日単身で行きます。誰かいらっしゃいますか?」などあるらしいです。
相手がいないからなのか?たまたまマッサージを受けたいからなのか?
わからないが、付き添い?として選ばれた事は間違いない。
その話を聞いてすぐに廊下に出る事になった。
廊下に出てウロウロしだす。
特に変わった様子はなく、静まり返ったままの廊下。
しばらく階を変えたり、しばらく佇んでたりしていたけど、
何にも起こらない・・・
廊下の片側に部屋が並び、その逆側を背にして部屋の扉を眺めながら、
お客さんのホテルの掲示板の説明やら、立ち話・・・
何やってるんだか・・・
しばらくして何もないので部屋に戻ろうと言うことになったんだけど、私達の話し声が聞こえたのか戻りかけた時に一つの部屋の扉が少し開いてこちらの様子をうかがってる感じだった。
その部屋の扉の前に立ってみた。
扉の奥から男性が少しだけ顔を出してボソボソと喋り出した。
「うちの飼ってるペットが見られながら奉仕するのが好きなんですが、
見てもらっていいですか?」
扉の隙間からお座りしてる女性が見える。
若そうだけど、俯いて顔などはあまり見えないようになっていて、彼女の首から首輪が見え、
その首輪から鎖が伸びていて、その鎖の先は男性の手に握られている。
「ほら」
男性がそう言うと、女性は男性の下半身に顔を近づけて行った。
一応、その男性の下半身は見えないようにホテルの室内着(っていうの?)に隠れていて、
そのモノ自体は見えてませんが、女性が一生懸命にフェラをしてる様子はうかがえました。
それを扉の前の壁に寄りかかって2人並んで見ていると、
お客さんの手が私の手を持って、自分の下半身に引き寄せていた。
なるほど・・・
室内着の上からお客さんのモノを撫でた。
時間にしたら数分だったと思う。
扉の隙間から「もうこれ以上は無理みたいなんで・・・」そう言って、
男性が軽く会釈すると扉が閉まった。
2人で顔を見合わせて、納得すると部屋に戻った。
「面白かったですね」と私が言うとお客さんも期待してたほどではなかったみたいだけど、
少し笑顔で「そうですね、もっとある時は色々あるみたいですけど」そう言って、
ベッドに横になった。
「マッサージしてもらえますか?」
男性はうつ伏せになって言った。
マッサージしながらいろんな話をした。
お互いに今まで経験した面白い話や、このホテルで行われる話や、
こんな事してみたい・・・などど男性の妄想。
そんなに変な趣向はなかった。
単に興味があって見てみたいって願望が強いみたいだった。
「私も人の見るの好きですよーいつでもお付き合いしますよ」
そう言うと嬉しそうにしてた。
やっぱり話の合う人と理解し会えるってちょっといいよねぇ
フィニッシュは本当になんの変わった事もなかった、単純に手で満足してくれたようで、
最後まで趣味は変わってても紳士な方でした。
身支度を整えて、部屋を後にする時に、
支払いとは別に「これ、色々わがままに付き合わせてしまったから」そう言って、
想像以上に上乗せして料金を渡してくれました。
「あ、いえこれはいただけません、私も楽しかったし、ちゃんと時間内のサービス料金で
十分ですから、また呼んでいただければ」
そう言ったけど、お客さんは「いえいえ」そう言って仕舞うように言いました。
私も変わった趣味を持ってる立場だったので、全くの苦痛もなければ多少楽しんでいたのに、
何だか申し訳ないなぁ・・・って思った。
そのお客さんには何度かそのホテルに呼んでいただいて、
毎回テーマの違う部屋だったんで、壁に貼り付ける板がある部屋だったり・・・
色々だったんだけど、そのテーマに沿った事をするわけでもなく、
毎回「こんなこと」「あんなことしたい」という妄想を話して楽しんでいた。
毎回多くお金をくれて、申し訳ないなぁって思ったんだけど、
たまたま何回目かで私の誕生日当日に出勤していて、その日に呼んで下さって、
そんな話をしたらお祝いという形でいつもよりも、より多くくれた。
流石に気が引けた・・・
何にもしないのに・・・
そのうち私も出勤が少なくなったりしたので、呼ばれる機会も無くなった。
なんて事ない思い出なんだけど、自分の誕生日が近付くとふと思い出すなぁ
今でも元気に妄想してるかなぁ・・・