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パチンコ・スロットで壊れる感性
こんばんは。パチンコ・・スロット依存症歴15年の1児の父です。
パチンコ・スロットで感性は壊れます。依存症について学んだことでやっとそのことに気づきました。
それまでは無意識なので最近パチンコ・スロットにハマり出した人は注意してください。
科学的にも証明されているようですが詳しいことは説明できないので以下参考にして下さい。
パチンコ依存症は、脳の報酬システムに強い影響を与える行動依存症の一種です。パチンコやギャンブルをすると、ドーパミンという神経伝達物質が放出され、快感や興奮をもたらします。これが繰り返されることで、脳は「報酬」を求めるようになり、次第にその刺激がないと不快感を覚えるようになります。
・ 前頭前皮質の機能低下: 前頭前皮質は、意思決定や計画、衝動の抑制に関与しています。依存症が進行すると、この部位の機能が低下し、衝動的な行動が増え、冷静な判断が難しくなります。
・ 扁桃体の活性化感情の処理: 扁桃体は感情の処理に重要な役割を果たします。依存症になると、パチンコに対する欲求や興奮が高まり、ストレスや不安を感じる場面で過剰に反応するようになります。
・海馬の影響記憶の形成: 海馬は新しい記憶の形成に重要ですが、長期的な依存はこの部分にも悪影響を及ぼし、過去の成功体験やギャンブルの刺激が脳に刻まれやすくなります。
・神経回路の再構築神経可塑性: 依存症においては、特定の神経回路が強化される一方で、他の回路が抑制されることがあります。このため、依存行動がさらに強化され、他の活動への関心が薄れることがあります。
セロトニンは報酬システムにおいても重要な役割を果たしています。ドーパミンとともに働き、快感の感覚を調整します。ドーパミンが強く放出される状況では、セロトニンのバランスが崩れ、依存行動が強化されることがあります。
色々と書かれていますが、こういった脳の変化によって些細なことに興味を感じなくなります。
分かりやすい刺激には脳は反応できる感覚がありますが、「何気ない幸せ」のような繊細な刺激には脳が反応できません。
集中力もなく人との会話に集中力が続きません。
そもそも人への興味が薄れてしまいます。
人への興味が薄れてしまったことで深くコミュニケーションをとることがないので徐々に人との関係が希薄になります。
理性が効きづらくなります。ギャンブルだけでなく買い物の時や対人でも感情が優位に働いてしまい問題となってしまうことが多いです。
出かけたり遊ぶことの引き出しがありません。誰かについて行っても感性が鈍っておりなんとなくで終わってしまい。「次は自分で探して行ってみよう」と思うことが出来ません。
思いつく限り箇条書きにしましたがまだまだあると思います。
パチンコ・スロットをしていなかったらと思うことはありません。それでもなんとか生きてきたので。
でも今後は感性を取り戻せるようにシフトできたらいいなと考えています。
これからは妻や子供との時間に小さな幸せを感じたいなと思います。
父親になって83日目。