報告 浜名湖ガーデンパーク
はい今回は、16日と17日、浜名湖ガーデンパークにて行われた「第17回 浜名湖アートクラフトフェア ヤマハミュージックステージ」で、えんじろうが単独演奏したご報告でございます。
毎年気になるお天気
毎年お天気が心配なクラフトフェアなのですが、昨年は途中からポツポツとした雨。演奏後には土砂降りに変わってゆきました。
気にしながら前日の空を見上げると、そこには夕焼け雲が。これは明日はお天気に恵まれるぞと感じました。
会場の様子
今回はいきなり会場の様子です。お写真はNCH氏からいただきました。過酷な厚さの中ありがとうございました。
お昼ごろ到着した頃には、ステージではK-mixのラジオ番組がオンエア中でした。楽しいトークとリスナーからのお便り紹介でスムーズに流れる様子は、あまりにも流れがスムーズで自分ごときが勉強できるような要素はなかなか見いだせませんでした。トークのプロのパワーを感じます。
オンエアは客席に向かって行われているため、客席にも座って楽しんでおられる方がたくさん。
350店舗の出店ブース
そしてステージの客席背後には、なんと350店舗の出店や体験ブースが並んでいます。とんでもなく広いしバク空間も、とんでもなくたくさんの店舗が揃えば商店街。
ドラクエ4の砂漠のバザールならぬ草原のバザールですね。ジャンルも広いので、皆さん思い思いのお店や体験ブースに足を運ばれているようでした。
全国から集まられた出店者の皆様、とても暑い中での2日間本当にお疲れ様です。
舞台の様子
そんな中、えんじろうが出演する音楽イベントの時間が迫ってきました。緊張してトイレに向かうとトイレも大人気。なかなか大変でした。
物販ブース
ご紹介と入場から
ステージにはオカリナテーブルといつものケースをセット。今回はかなり簡潔な内容です。
司会者さんから紹介していただいての舞台入りというのは、普段と違った緊張感があります。
名前を呼ばれ、階段に気をつけながらステージに上がります。昨年同様に、日差し対策として「オーバーグラス」を掛けた状態で演奏しました。
オーバーグラスとは眼鏡の上からするサングラスみたいなもので、列記とした視覚障害者用補助具のひとつです。あるお店で強烈な照明を浴びて以来、えんじろうの右目には画面焼けしたかのような異様な見え方の場所が現れました。それはどうやら半永久的に残ってしまったようです。
その対策として、オーバーグラスを作ってもらい、今後そのような可能性のある場所では格好よりも安全対策を優先させてもらうと誓いました。
最近ではこの姿も、固い感じで割と良いかもと感じたりしています。
ステージと精神
そうしてこの写真です。まずは自己紹介など含めお話から。えんじろうの音楽を聞きに来てくださった方々もおられたようで、演奏開始前の音出しの時から、割とお客様の気配がありました。ありがとうございます。
昔(演奏始めた頃)は、なるべくお客さんに来てほしくなかった(おいっ)というのが本音でした。音は確かに聴いてもらいたいのです。だって自分がこんなにも救われた楽器だから。誰かの役に立てる気はするから。でも自分の存在を見てほしいわけじゃない。そんな矛盾めいた感覚は今でも残っています。それが自分の原点だから。
それでも以前に比べると、お客様が待っていてくださる方がテンションが上がるようになっています。オカリナの音色を届ける行動をするなら、なるべく多くの方に届く方がよりオカリナの役に立てるから。そちらの思いが増すようになり、前向きになってきたのかな?
昨年は雨傘、今年は日傘としての傘が並ぶ客席。空から見たらひとつの花畑のように見えるのかな?
来年のえんじろうの演奏の際には「みんなで傘花彩」と称して、えんじろうのオリジナル曲「紫陽花彩」のときに傘を回してみるなんて企画はいかがでしょうか?もし覚えていてくださり来年来場を予定されている方は、忘れっぽいえんじろうに事前にメッセージでも何でも「思い出させて」いただけると嬉しいです。
よし、記事の最後にこの構想をまとめておきますね。
やや緊張気味の演奏風景
実はこの日、えんじろうはぎりぎりまでイヤホンで集中していました。
その結果がこんな表情です。実はいつものように準備のゆとりが十分でなく、心の中がドギマギしていたのです。
この日の演奏内容は、新譜CDの宣伝を中心に考えていました。新譜CDの3部合奏の1パートを吹くという仕組みにしたのですが、えんじろうの3部合奏は単純に1パートがメロディーだけとなっていません!
1パートも合奏の意味を感じながら吹いてほしいという願いから、時折2パートに主旋律を譲ったりシます。その間吹かないわけではなく副旋律に回ったりするので、そのフレーズを覚えないといけないわけです。
お恥ずかしいことに前日も別の演奏があったりで、楽譜が見られないというのに、なかなか演奏を頭に刷り込む時間が取れませんでした。
というわけでほぼ1夜漬けならぬ浅い浅漬けというか早朝の「朝漬け」でした。で、それを忘れぬために移動中も含めてずっとイヤホンで確認しながら白杖をオカリナに見立てて練習していたのです。
だから演奏中楽しくやれるのか不安でした。
NCH氏の偽りなき写真を拝見するに、ちょっと真剣だったり苦笑いっぽい顔のときもあったようですが、全体的には「朝漬けですう」って顔はせずに済んだようです。
終了後には司会の方に「終始笑顔ですね」と言っていただけたので、ほっとしました。
髪の毛が馴染む
約3年が経過したありのままの髪の毛。暫くの間は自分の頭と髪の毛という変な境目を感じていたのですが、最近少しずつその差を感じにくくなっています。特にこうやって写真で見たときに、白髪も含めて髪が体の一部になっている(いや当たり前の話なのですが)と感じられるようになっています。
最近ではお客様からも「様になってきたよ」と褒めていただけるようになり、自分でやりだしたことだからというのもあって素直に嬉しいなって思えています。
演奏中の恥ずかしさはほぼなくなりました。目指せNOPですね。
暑さとの戦い
しかしこの日はたいへん暑かった。8月の真夏日が戻っている感覚で、ステージ上は屋根で日陰、風もまあまあ通るというありがたい条件にも関わらず、オカリナケース内には風が通らず温まったままのオカリナは音程が上がる一方。
息をできる限り弱くしても太刀打ちできないほど音程が高めに出ます。左手にオカリナを持って右手であおいでみたりと、気がつくとほぼ無意味な気休めまでシていました(笑)
何せ相手は最高条件で録音したCD上のえんじろう2人ですから、それと今の条件のえんじろうの共演には格差ありすぎ!
お客様に嫌な音程で聴こえたりしていなかったのか、ちょっと心配でした。
演奏後のひととき
演奏後はえんじろうも物販コーナーにゆき、お客様にCDや楽譜のご説明をさせていただきました。まあ手にとっていただければ判るようになっているのですが、その手に取るというところに至るには意外と勇気がいるものだと僕は思うので、そんな方に橋渡しができればと感じています。
その後もしばらく他の方の演奏やブースに思いを馳せたりして、やがて暑さの限界に耐えかねて帰路につきました。
喉の乾き
浜名湖を走りながら目指したのは、いつも演奏でお世話になっている「まんまカフェ グース」さん。
目標のスムージーが飲みたい!もうただその一心でした。こんな時、演奏で関わらせていただいているお店が増えるほど、選択肢も出てきてありがたいなあと思います。こういうつながりがなければ、家で水でも飲んで凌ぐかで済ませてしまう性格ですから。
感謝の楽器たちは?
そしてなんと、今回はたった2本のオカリナでの演奏でした。
いつものえんじろうをご存知な方でも、実は2本だったことを印象深く覚えておられる方はいなかったかも知れません。それくらいしれっと2本で演奏していました。
森の音オカリナとヒーリングオカリナ、えんじろうの中ではひとつのベストカップルとなっている組み合わせで、声質はまあまあにてはいますが、性格や音の強さや拭き方もかなり違います。でもベストカップルだと感じています。
本数が少なかったのは、今回中心に演奏した新譜がすべてアルトCで作られていることに由来します。意外とアルトCだけでも、聴いている人が飽きたりシないものですよ。ぜひ新譜CDと楽譜集「3つのオカリナがうたう 名曲の宝箱 第1弾」をお手に取ってみて下さいね。
主催者様始め、関係者の方々、お越し下さったお客様に感謝でございます。また今回の演奏を聞いて、グースにも行こうかなというお声もいただけました。お越しの際にはぜひおすすめの「スムージー」飲んでみて下さいね。
企画「みんなで傘花彩」
もしも来年えんじろうがまたクラフトフェアで演奏させて貰える場合の企画案です。お客様と一体でなにか実現できたら、なんか楽しくないですか?
えんじろうはおバカなので、おそらく95%の確率で上記の発想を忘れます。
来年になり出演が決まっても、それっぽいことを一切言わない場合は、ぜひ覚えていてくださった皆様から「傘の企画やらないの?」とメッセージなりなんなりで優しく教えていただけると嬉しいです。
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