前回の記事をまだ読まれていない方には、ぜひまずそちらから読んでいただきたいです。こちらはその上で読んでいただくと、より面白いと思います。
実は前回の記事はAIに本文を作ってもらおうと思っていたのです。今回はまさにAIに書いてもらった話題です。最後は予想外の展開に、ぜひ最後までお楽しみ下さい。
AIに伝えた内容
まずは前回の記事を書くために使ったネタ帳からの見出しです。最近はこんな風に書きたいことを忘れぬうちにメモするようになりました。
冒頭に「次の項目をヒントに、コラム記事を作って下さい」と書いた上で、その続きに上記のネタ帳内容をコピペしました。
返ってきた文章は、えんじろうが書くそれよりも読みやすく、好印象を感じる文面でした。ただひとつだけ、なんかとっても生真面目なのです。えんじろうが作る「立派っぽい雰囲気に書いた文章」ではなく「本当に立派な人が作る文章」という印象ですね。
では早速返ってきた、素晴らしいけどえんじろうらしくないAIが生み出した文面をご紹介します。
AIの返答(優等生)
ここまではもう花丸をつけてあげたくなるレベルでした。特にリリース時期などの公的な情報を多用することで信憑性増し増しな雰囲気で、この辺がろくすっぽ調べずに言いたいことをいうだけのえんじろうの記事制作と一線を画していますね。
しかしこの先がなかなかのカオスでした。
AIの返答(カオス編)
最初に確認したとき、思わずPCの前で吹き出しそうになりましたよ。もちろん聞こえるはずのないAIに向かって思い切りツッコミを入れました。
AIは結構いつもの口調のまま平気で嘘をつくことがあるのです。おそらく自分の情報が混乱したり矛盾していることに気が付かないで、気が付かないからこそなんの後ろめたさもなく信じ切った状態で嘘をつくんでしょう。
無痛症と同じ
痛覚を伝える仕組みが障害を受けると、本来痛むべき状況でも何も感じずに作業が続けられるような状態になることがあります。これが「無痛症」という状態です。
痛みがないというと無敵状態にも思えますが、非常に危険です。体がぼろぼろな状態であることにも気が付けないのですから。
嘘に気が付けないAIも、この状態に酷似しているように思えました。痛みも情報も、フィードバックというのは本当に大切なものですね。
AIは使うもの
AIの立ち位置、神様のように思わないようにしてくださいね。
所詮は人間の知識を使い、しかも人間ぽい振る舞いをさせようとして人間がこしらえたものです。人間が神様でない限りは、そこから完璧なものなんて生まれるはずはないのです。
そもそも「神」という完璧な存在があったとしたら、完璧ではない人間にそれを認識できると思いますか?人には人以上のものを見極めるすべはないのです。
あくまで人類の平均値
AIの言うことは、世界中から集められた我々人間の意見や行動パターンの集合体(平均値)にすぎないと思います。
だから平均値を知りたかったり、よくある何々を知りたいときには、これほど頼りになるものはありません。人間の平均意見を知りたいときには、どんどん活用すれば良いと思います。
ただしいつでも、それが人類全体の平均意見であることは忘れちゃいけません。
そして今回みたいに判りやすくはない嘘もつくことがあるので、鵜呑みにせずに審査することは忘れてはいけないと思いました。
審査して違っていた場合は、それを教えてあげるとAIの成長に貢献できるかも。
というわけで、えんじろうはマイクロソフトの社員でもエンジニアでもありませんからね。よろしく。
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