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報告 お寺での法要後演奏
今回は土曜日に行って参りました音心でのクローズの演奏について、軽くご報告をさせていただきます。
会場はお寺
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この日の演奏は浜松からちょっと離れたところでしたが、車だと1時間ほどでした。数ヶ月前に演奏のご相談をいただき、ご案内させていただいたところ、お値段が安いえんじろう単独よりも音心での演奏を希望していただきました。それは「演奏の意味」を見出してくださっているからこその選択のように感じられ、何だかとても嬉しい気持ちになりました。
実は以前にもご依頼いただいており、なんでもその時の感触やお客様の反応などが良かったそうです。10年ほど前のことであっても、こうして思い出してもらえるようなことをしてこられたんだなあと思うと、本当に感謝しかありません。
コスモス揺れる駐車場に車を止め、会場となるお寺にお邪魔しました。
会場準備
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セッティング
1時間ほどセッティングとリハの時間を頂いていたので、余裕で準備は進められると考えていました。
ただ実は自前の音響機器を扱うのが割と久しぶりで、最近は現場のものをお借りする機会が多かったため準備に意外と手こずってしまいました。その影響はリハーサルの時間へと繋がり、やはり演奏と同様にこういったセッティングに対する練習というものも必要なのだということを、再確認させられることとなりました。
専門の世界ならばこういった下準備は専門スタッフの仕事。演奏家は演奏だけに没頭するべ話なのですが、なかなかそういった立場の人なんて数少ないと思います。それに何よりも、えんじろう自体がそういったことをするのも「好き」なんですからたちが悪いですね(笑)
好きだから上手とはならないこともあります。オカリナのほうがもっと好きだから、そちらに時間を使っちゃいますからね。だからある程度は万遍なく必要なことを練習しておく時間も必要だったということですね。
これは今回の反省点でした。
待機状態
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そこからは別室にて待機。
演奏は法要があって、その後の紙芝居が行われる間に機材の展開という流れで進む予定になっていました。
演奏開始
今回は演奏写真はございませんが、約50分の演奏をして参りました。
お客様がお檀家さんと地域の子供会のみなさんもおられたので、季節の曲と子供向けの曲を多く取り込んで演奏しました。
そんな中でもオリジナル曲も割と多めに演奏し、合唱の皆さんとやって大好きになった曲も、昔子供だった方々へと言うことで演奏しました。
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割と良い選曲だと思っていたのですが、今回は久々に行う音響担当の自分に今ひとつ信頼が持てておらず、設定に修正を加えながらの演奏になる場面がありました。
数曲演奏が終わるまでちょっと落ち着かない挙動もあり、明確でないにせよそういった感覚は鋭い子どもたちにも察知されてしまうのではないでしょうか?いまいち前もって想像した展開にならず、理想的な雰囲気になったのは中盤以降でした。
そして終盤のオリジナル曲「タタンタンのタン」で、その盛り上がりは最高潮になり、もう少し前にこの雰囲気にしたかったなあと反省材料が出てきました。とはいえ考えようによっては自分のオリジナル曲(その場の人が初めて聴く曲)で子どもたちを中心に最高の盛り上がりになるというのは、非常に光栄なことなんだと思います。
反省と次回への期待
全体としては皆様に喜んでいただけたのですが、自分としての反省点は多々ある今回の演奏でした。
いつでも何かしらの反省が出てくるものなのですが、今回は最も明確な「音響セッティングの叩き込みの甘さ」がかなりの割合を占め、それが演奏パフォーマンスの一部にまで影響を及ぼしたというところは悔しさと申し訳無さを感じました。
申し訳ない
申し訳ない・・・そう申し訳ないことなのだから、申し訳している場合でなくすぐにその対策をするべきなのです。というわけで、帰ってから早速音響機器を広げ直し、セッティングのどこが手こずったのかを再検証していました。
いくつか対策も浮かんできましたので、次につなげようと思います。
オカリナは?
実は今回も当日朝にメンバーチェンジしたオカリナがありましたが、これは楽器の指示に従って大正解でした。元々のオカリナを使っていたら、途中で音が出ないシーンが発生した可能性が高かったです。
本当に色々ありますが、オカリナだけでなく機材たちの声ももっと聞こえるようになったら良いのかなと思いました。
褒めてもらえる嬉しさ
だいぶ不思議な世界の話になってしまったかも知れませんが、演奏を聴いて下さった方々、終わった後で声をかけてくださった方。本当にありがとうございました。
オカリナの音色を褒めてもらえるとき、えんじろうは自分の演奏技術とかそういうものを褒めてもらえるよりも、嬉しい気持ちに慣れます。もっともっと、楽器への敬意を持って演奏したいなと思います。