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次の忍たま乱太郎ミュージアムはどこで行われるのか

こんにちは。えんじです。今日は「忍たま乱太郎ミュージアム」についてお話ししたいと思います。

忍たま乱太郎ミュージアムは2014年から日本各地で行われているイベントで、主に絵本原画と忍者道具の展示がされています。あー絵本原画ってのはですね、ポプラ社から出ている忍たま乱太郎の児童向け絵本がありまして、その表紙とか挿絵とか、原作者の尼子騒兵衛先生が描かれた原画が展示されているってことです。例えばこれです。

これは「らくだいにんじゃらんたろう にんタマ三人ぐみのこれぞにんじゃの大運動会だ!?」 という絵本の挿絵のうちの一枚ですね。「らくだいにんじゃらんたろう(落第忍者乱太郎)」というのは「忍たま乱太郎」の原作の名前です。原作漫画の絵柄はこんな感じでありまして、アニメのキャラクターデザインはかなりデフォルメされているというのがよくわかります。こんな感じのイラストがたくさん展示されているわけです。

さて察しが良い方は気づくと思いますが、この絵の右上のキャラ、髪の色こそアニメと異なっていますが、髪型や眉毛から五年生の久々知兵助だということはわかりますよね。そして右手に持っているのは白い直方体。そうです。

このお話が久々知兵助に関する全ての元凶です。

この絵本で学年別対抗リレーのバトンに豆腐を選んだという設定がアニメに輸入された結果、彼には豆腐小僧という異名がつけられました。もう最近の話では隙あらば豆腐について語っていますね。お前は豆腐業者の回し者かと言いたくなるくらい豆腐を推しています。ドラマCDになるともっと過激になり「い組の段 ~中巻~」に至ってはほぼ全話を通して彼の豆腐好きに関する話が出てきます。気になる方は聞いてみてください。

このままだと久々知兵助の紹介記事になるので話を戻します。

忍者道具については尼子先生が独自に収集しているものだそうで、手裏剣、苦無をはじめ、万力鎖や寸鉄、微塵など様々な種類の忍者道具を見ることができます。忍たまのキャラクターたちがこれらを使っていると考えながら見ていると楽しいです。一体どんな風にして集めているのか気になるところですね。

さてここからが本題ですが、これまでもこのような展示会は行われていたようですが、「ミュージアム」という名前で開催されるようになったのは恐らく2014年からです。

2014年春の姫路市からはじまり、高知市、2015年に埼玉県川口市、2016年に尼崎市、いわき市、2017年に尾道市で開催されています。

開催地がどんな理由で選ばれているのかさっぱりわかりません。

NHK関連施設で開催された川口市と、作者尼子先生の出身である兵庫県の姫路市、尼崎市はわかりますがそれ以外の場所はちょっと行きづらい場所ではないかという印象が強いです。尾道市、いわき市はどちらも県庁所在地ではありませんし、特にいわき市は草野心平記念文学館という場所が会場でしたが、私たちはこのまま仙人になるんじゃないかというくらい山奥にぽつんと佇む建物でした。

高知市は県庁所在地ではありますが、高知県は四国地方の中でも本州側から遠い場所にあります。四国の方でもかなり行くのに苦労した方がいたことでしょう。あまり大都市ではやらず地域密着型のようなスタンスで開催するような方針なのでしょうか…? 謎は深まるばかりです。マリアナ海溝です。

とはいえ4年連続で開催されているので今年もどこかで開催されるのかなあと僕は思っています。一応見てみるとこれまで東北、関東、近畿、中国、四国で開催されているので、次は北海道、中部、九州あたりが可能性高そうですね。日本の真ん中と端っこが残りました。その中で大都市ではない中堅都市あたりと考えるとどこらへんでしょうか…。個人的には中部の福井市あたりとか良いんじゃないかなと思っています。

福井市は福井県の県庁所在地ではありますが、まだ新幹線も通っておらず、中部・北陸地方の中でも中心都市(東北地方でいう仙台とか、九州地方でいう福岡とかのような)という位置づけではないため、地理・交通的な条件としてはいわき市や高知市と似ています。また福井市にはやや市街地からは遠いですが一乗谷朝倉氏遺跡があり戦国時代の歴史と結びつけやすいほか、こちらには土井先生の家のモデルになったと言われる町屋の復元地区もあります。まさに忍たまファンの心くすぐる場所です。もっと昔まで遡りたい人は福井県には恐竜博物館もありますよ。そこまで遡りたくないですかそれは失礼しました(恐竜博物館も普通に面白いです)。

新幹線が通っていないとはいえ名古屋・大阪から特急に乗ればいずれも2時間程度で着く距離なので頑張れば日帰りでも行くことができます。遠方からでも来る人はある程度いるのではないでしょうか。

そんな訳で福井市で次はやってくれたら面白いですねーということで今回は〆たいと思います。当たったらどなたか僕を連れてってください。外れたら笑ってください。外しても責任はとれませんからね。怒らないでね。