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社長・個人事業主のリアル~株式会社縁 代表取締役 本田正和さん~

就活生のみなさん、こんにちは!

「社長」って聞くと、なんかすごい人!ってイメージありませんか?でも実際は、みなさんと同じように悩み、苦労しながら、一歩ずつ前に進んでいるんです!

今回は、19歳で起業し、山あり谷ありの経験を経て、株式会社縁を創業した本田正和社長に、リアルトークをしてもらいました!


ご経歴:2011年に個人事業主として起業し、イベント事業を運営。その後、2013年に株式会社リクルートに入社し、不動産部門のセールスチームに配属。2016年に株式会社Hajimari(旧・ITプロパートナーズ)に転職し、セールス担当と採用責任者を兼務。2022年に独立して株式会社縁を設立し、「誰もが働きがいのある社会を創る。持続可能な経済発展に貢献する。」をビジョンに、採用支援サービスなどを手掛けている。


1. 起業や個人事業を始めたきっかけ

「大学に行けなかったことが、全ての始まりでしたね。」

「周りの友達が大学に行く中、自分だけ取り残されたような気がして…。 進学できないというコンプレックスや周りから何も期待されていない焦燥感から、同世代より早く社会で事業を興しお金を稼ぐことで大学卒業と同等の 実績になるのではと定義し、わらにもすがるような気持ちで起業しました。」

高校卒業後、経済的な事情で大学進学を諦めなければいけなかった本田社長。
そこで、大学卒業と同等以上の成果を出そうと、なんと19歳で起業を決意!

若くして社長になった本田さん、一体どんな学生時代を過ごしたのでしょうか?

2. 学生時代は…実は苦労人?

「いじめられたり、家庭環境が複雑だったり…。」
そう語る本田さん。
幼い頃は、フィリピンで育ち、日本語がわからないまま帰国したことで、いじめにもあっていました。しかし、フィリピン留学で転機が訪れます。

「留学先では、周りの人に頼るだけじゃダメだって痛感したんです。 この時、はじめて自分の力で逆境から立ち上がった経験をしました。」

この経験が、本田さんの "自分で道を切り拓く力" を育んだんですね。

3. 最初の一歩:資金、計画、仲間探しのリアル

「資金も、計画も、仲間も…何もない状態からのスタートでした(笑)」

まさにゼロからのスタート!
深夜のアルバイトで資金を稼ぎながら、手探りで事業を進めていったそう。

「共同代表の先輩と二人三脚で、毎日が試行錯誤の連続でした。
 起業当初は《コミュニティイベント業》を主軸に事業運営をしていました。
 今でこそ、よくあるイベントですが当時はまだ珍しかったので手探りの中進めていました。
1回で約200名〜300名程度の参加者を集客。
週2回程度、月平均10回程度のイベントを実施しました。
 
とはいえ、約7ヶ月目から売上が順調に伸びてきましたね!」

やはり自分を信じて忍耐することが必要なんですね、、

4. 起業時に抱えた不安

「不安だらけでしたよ。」そう語る本田さん。

まず、事業の将来性に対する不安。

「コミュニティイベントって、当時まだ新しいビジネスモデルだったんです。本当にうまくいくのか、不安でしたね。」

先が見えない中で、事業を継続していくことに対する不安は、常に付きまとっていたそうです。また、周囲からの期待に対するプレッシャーも大きかったと言います。

「大学に行かずに起業したことに対して、周囲からは色々言われました。『どうせ失敗する』とか…。 期待に応えたい気持ちと、裏切ってはいけないというプレッシャーを感じていました。」と話します。

そして、組織運営の難しさ。

「事業が拡大するにつれて、組織をまとめるのが難しくなってきました。」

仲間同士で意見が衝突したり、モチベーションを維持するのが難しかったりと、組織運営の難しさに直面したそうです。

さらに、競合の出現も大きな不安要素でした。

「僕らのサービスが軌道に乗り始めた頃、競合がどんどん出てきました。 市場の競争が激しくなり、このままでは生き残れないという危機感を感じていました。」

どのように乗り越えていったのでしょうか?

「諦めずに、努力を続けること。そして、周りの人に助けを求めること。 この二つが、僕を支えてくれました。」

困難な状況の中でも、前向きな姿勢を忘れなかった本田さん。 そして、周りの人たちとの繋がりを大切にすることで、不安を乗り越えていったのです。

5. 起業の魅力って、ズバリ何?

本田さんによると「自分の信じる思想を形にして、世の中にインパクトを与えられること」とのこと。

自分のアイデアを形にして、社会に貢献できる。
それが、起業の最大の魅力だそう!

また、自由な働き方ができるのもいいですよね!

大企業からベンチャーへ ~組織創りに挑み続ける情熱~

6.就職した理由は何ですか?

「お金を稼ぎ続ける大変さと自分の能力をのばす必要性を痛感しました。
それが学べそうな会社がないかを探し、多くの起業家を排出している某大手R社と出会い、運よく入社しました。」と本田さん。

"事業を立ち上げる能力"="事業を続ける能力"ではないとのこと!

つまり、0→1と1→100に違いですね!

7.現在のビジネスの具体的な内容

現在の事業内容について教えてください!

「株式会社縁は”過去を紡ぎ、未来に繋ぐ”をミッションに、企業の成長を支援しています。

主力事業は、月額制の新卒採用支援サービス「TACHiAGE」。 ベンチャー企業から上場企業まで、成長企業の新卒採用に特化したサービスです。

事業経験を持った採用のプロチームが、経営戦略に基づいた採用戦略の設計から実行、改善までを一気通貫でサポートしています。」と本田さん。

クライアントの組織づくりを支援しているとのことでした!

8.将来のビジョンとこれからの目標

「ビジョンは、"仕事を通してワクワクした将来を描ける人を増やす"こと。最終目標は、企業と人材のミスマッチをなくし、誰もが働きがいを感じられる社会をつくること」と話していました!

本田社長は、

変動の激しい時代だからこそ、失敗を恐れず、 これからの日本の未来を紡いでいけるようなチャレンジを続けていきます。

と力強く語っていました!

編集後記

いかがでしたか?

本田社長の言葉からは、過去の経験を糧に、力強く未来に向かって進んでいくという強い意志が感じられますね。
そして、私たちと同じように悩み、苦労を乗り越えていましたね。
この記事が、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです!


▼株式会社縁 ホームページ
https://enishi-inc.co.jp


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