不安なんてもの
明日どうなるかなんて分からない
周りの友人、恋人、家族がいきなりこの世からいなくなってしまう事もあるだろう。
悪い事が起きるかもしれないし
誰かに傷つけられるかもしれない
自分の描いた未来の様に行かないかもしれない
そんなことが日々頭の中に、心の奥底に潜んでは消え、また現れる
不安だ。
漠然とそう思う
根拠はない
どうしよう、どうしようとそのことばかり考えてしまう。
不安と言うものはなんと我儘なのだろうか。
共存はできるのだろうか。
私は考えて来た。
不安と予測が混じるとややこしい
上手くいかないだろうと思うことは予測だ。
なんとなくフワフワと暗闇の様な感覚が不安だ。
奴に名前はない。
だから、他の予測や、過去を引っ張り出して足止めをする。
過去に〇〇という経験があったから
いままでもこうだったから…
だが、それも全部起きていない事だということを忘れてはいけない。
昨日のあなたと今日のあなたは体重が100g違うかもしれないし
財布の中身が5,000円多いかもしれない。
肌の調子も少しいいかもしれない。
逆も然り。
昨日より肌の調子が悪く、体調も良くない
財布のお金も少ないかもしれない
体重が増えて、浮腫んでしんどいかもしれない。
という自分が今いるだけ。
過去と比べれば比べるほど逃げ道はなくなる
その方法は試した
これも試した
これでもダメだ
あれはダメだった
私は無能だ
何もできない
価値がない
生きたくない
思考の変化が訪れる。
だが、また不安な事は起きてはいない。
今のあなたがどうであれ、物事というのは起きているに過ぎない。
ダメージを受けるのは感情
プライド
過去から持ってきた様々な思い出や見栄や偏見やコンプレックス。
あなたは傷つかない。
不安なんてものは未来にしかない。
起きると分かってないからそれは不安になる。
だから予測する。
自分を分析して、次の物事に対してどういう姿勢で取り組み、何を喋り、どうしていくつもりかを決める。
その場合に起きてしまうであろう、結果を全て弾き出す。
〇〇の場合は〇〇
◆◆の場合は◆◆と。
少しでもそうする事によって不安と言うものは和らぐ。
不安に呑まれ続けているのであれば、それを吐き出し、自分の本当の欲求にたどりつければいいかもしれない。
〇〇さんにこう思われるのではないだろうか?
いや、〇〇さんにこう思って欲しいと私は思っている。
そう考える事によって自身の欲求が見つかる。
紙に不安を書き出し、吐き出す
客観的に精査する
自身の根本の欲求をみつける。
不安は消え去り、行動に移る。
問題が発生しても、今までよりは落ち込んだりせずに、やはり自分の予測は合っていた、次からこうしようと内省が出来る様になる。
失敗は失敗ではないというのはおそらくこういう事だろうと個人的に思っている。
不安というものは自分を知るためのメッセージ。
どうなりたい
どう思われたい
なぜ怖い
理由は過去にあるかもしれないし
前世かもしれないし
生霊に乗っ取られてるのかもしれない
そんな時は自分をリセット
心を静かに
何もしない
頑張らない
無理しない
何もしない
本当になーーーんもしない
そうしたら
何も起きないから。
心臓は動くし、時間は進む、お腹は減るし、身体は臭くなる、それだけ。
生きるとは本来そんなものです。
それはそれで退屈だから
何をするか考え、創造するのが人の人生。
不安に呑まれてたらもったいない。
あなたはあなたのやりたい事を
ナチュラルにやってみる。
相手への期待や希望を持たずに
自分がやられて嫌な事もせずに
そうして不安を打ち消していく。
少しずつ少しずつ自分が選んだ選択によっての正解を探して。
創造する。
何歳でも、何県でも、どんな人でも。
不安は意識しなければ消える幻のようなもの。
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