幻想を抱きしめて。
自分の事
過去の事
未来の事
家族の事
仕事の事
人の事
好きな人の事
嫌いな人の事
悩み、考え、葛藤し、苦しみ、掴み取り、歓喜する
人は感情の生き物であるということが極めてわかる瞬間だ
だが、私たちが作り出す悩みと言うものは極めて幻想に近い
過去の記憶なんてものは曖昧で自己の捉え方によっていい事も悪い事も増幅し、当時の体験とは別のものとなりながら、それを過去の出来事として認識している
悩みと言うものはキリがない
それは外側の物質的な概念から自己の性格へと移り変わり、出て行ってはまた入っていくエネルギーの流れ。
悩んでいる人は考える
あの人は悩んでなさそうでいいなと
周りに恵まれているんだろうなと
他の人はこんな事で悩まないだろうになと
誰も理解してはくれないと
悩みと言うのは幻想だ
あなたには悩むだけの時間がある事を忘れてはいけない
そこに割くだけの時間がある。
それだけで本当は幸せだ。
極端な話をすると、悩む事も出来ず、日々生きることに精一杯の人だって山ほどいるのだから。
何を普通と捉え
何を必要と捉え
何と比べているかであなたの幸せの定義はいつも決まっていく
あの人と過ごせているから幸せなのだろうか
その人と過ごしている時の自分が好きなのではないだろうか
悩みというものは本質を隠す。
自己の本当の欲求という名のニュートラルなエネルギーは私達が創り上げた集合意識とはまるで真逆だ。
目の前にいつもある
何もしなくてもいい
ありのまま
元の状態を人は素とよんだ。
服を着て、仕事をし、他者と関わっていく中で色んな自分を創り出してきただろう
一つでもそれを否定していると、それが悩みの種として心に芽吹く
どんな姿もあなただ。
こんな姿ではないとやっていけないという強がりも
プライドも
弱い人を演じて、他者に否定される現状を作ってしまうのも本当は強いあなた自身。
悩みというものは幻想だ。
その闇に呑まれ、自己の姿を見失い、路頭に迷う
人を決めつけた時、またあなたもその人に決めつけられている。
深淵から覗く目は恐怖などではなくあなた自身の姿である事をいずれ知るだろう。
恐怖を捨て
未確定な将来を捨て
カスタムした過去を手放し
本来の自己と出会った時、幸せと人はいうのでしょう。
光と闇
表と裏
自己と他者
否定と肯定
不安と愛
相対的に存在する己を抱きしめよう
私達は沢山の自分が素になって生きている。
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