破壊と創造
人生は創造だ
そんな言葉を昔本で読んだことがある。
しかし、既存の概念や習慣、癖などはまるでDNAに染み付いてしまったかのように私たちは知らず知らずのうちに保守的に生きるようになっていく。
変わる。
ということは果たして必要なのだろうか。
という話題はよく見る。
変わると思って変わることに関してフォーカスが当てられ、変わる推進派と変わらない推進派に分かれるような構図であるが、そもそも私達は毎日同じではない。
そう言う言い方の方がしっくりくる。
昨日の自分とは違う自分が存在しているので変わっているといえば変わっているのだが、それを認知できるレベルかという事だろう。
結局の所人間が認知できる事は極めて限られている。
私も含めて、五感に頼って生きているわけだからそうだ。
犬よりは嗅覚も優れていないし
鷹よりも目は良くない
何かを成すことも成さぬ事も、良い事でも悪い事ではない。
私が思うのは、己がどうしたいかに従えばいいという事だけ。
未来に進むには過去の経験がピースになってくるし
既存のデザインを変えようと思えば一度ぶっ壊さないといけない。
破壊と創造は肉体の中でも起こっている
それは私たちの細胞。
誰かから聞いたから合っているかは分からないが、およそ7〜8年で人の細胞は全て入れ替わるらしい。
一度に入れ替わるわけではないから完全な新品交換というわけではないと思うが、なんとも面白いと思う。
過去の概念や己を打ち砕き
新たなる己を作っていく。
大まかにいうとそれを意識的に行っているのが人間であり、人生、生きるという事なのかもしれない。
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