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日本の伝統を未来へと繋ぐコミュニティ

縁-enishi-

「ことの始まりは、長野の姨捨(おばすて)棚田でした。」

日本の原風景ともいえる美しい棚田。その一つ、姨捨棚田は文化財として大切にされながらも、稼働率は70%にまで落ち込み、高齢化による担い手不足が深刻化しています。私たちは2年間、この棚田で稲作を体験する中で、農業の現状だけでなく、日本が抱える深い課題に気づきました。

棚田の美しい景観を守り続けるための労力は計り知れず、担い手の多くは高齢の生産者さんたち。次の世代に受け継ぐべき「日本の原風景」が、少しずつ姿を変えようとしていることを痛感しました。

この経験から私は思いました。
「これは農業だけの話ではないのではないか?」

農業と同じように、文化や伝統工芸も高齢化や担い手不足に直面しています。日本が誇る美しい文化や技術が失われてしまうかもしれない。その危機感が、この「縁-enishi-」というプロジェクトを始めるきっかけとなったのです。

姨捨棚田 稲作体験

【縁-enishi-の使命】

「縁-enishi-」は、古き良き日本の文化や伝統、そしてそれを支える技術と精神を次の世代へ受け継ぐためのコミュニティです。

日本各地で地域に根付いた文化や技術を再発見し、その素晴らしさを国内外に発信していきます。農業、工芸、伝統芸能など分野を問わず、日本の「和」の文化を守り、新しい形で未来へと繋げていくことが私たちの目指すものです。

【私たちの挑戦】

〜棚田で感じた思いを未来へ〜
姨捨棚田での体験を通して、私たちは個の力では何も変えられないことを学びました。しかし、人と人が繋がり、力を合わせることで大きな変化を生み出せるとも感じました。

「縁-enishi-」では、この繋がり…『ご縁』を大切にしながら、以下のような活動を行っていきます。
• 地域の伝統や文化を守るイベントやワークショップの開催
生産者や職人たちと直接繋がり、学び、体験できる場を作ります。
• 国内外への発信
地域の魅力や文化を再発見し、SNSやオンラインプラットフォームを通じて広く共有します。
• 世代を超えた交流の場を提供
若い世代が伝統に触れ、継承者としての役割を担える環境を整えます。

【一緒に紡ぐ「未来への縁」】

「縁-enishi-」は、私たち一人ひとりの行動から生まれるご縁を大切にします。農業や伝統工芸、文化を守る挑戦は、私たち全員の手に委ねられています。このプロジェクトに参加することで、あなたも未来を変える一歩を踏み出してみませんか?

【姨捨棚田から始まった気づきと想い】

この日本の美しい文化と景色を、次世代にも残していくために。「縁-enishi-」は、未来へと続く縁を紡ぐプロジェクトです。あなたとの「縁」が、新しい未来をつくる第一歩となることを楽しみにしています。


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