AI 描画ストーリー007 :不時着した未知の惑星は火山地獄。
今回も蓄積したSF 描画を後追いでストーリー仕立てにしてみます。
(あらすじのみの提示で画にキャプションなし。ご覧になられる側の
裁量にお任せです。)
(あらすじ)
我々の調査船は不慮の船内火災により、光路近隣の惑星(管理番号なし)
に不時着を余儀なくされた。全くの未管理、未踏の惑星である。
この惑星表面は火山活動が活発で、折角の呼吸可能な大気がどんどん
変質して行く。全表面に火山活動が溢れ返っている訳ではないと
信じてそれぞれが極力穏やかな地域に退避するしかない。
逆にこのことから分かることは、この惑星全球規模での火山爆発は
直近に始まったことであるらしい、ということでもある。そうで
なければ、硫化水素などの充満により、我々が呼吸できる大気は
既に無かった筈だからだ。
ピンポイントで窮地に駆け付けるヒーローと救助船は、この時代にも
まだ夢物語である。
物理法則が普遍である以上、搭載可能な最大限の航宙燃料と天体を
フライバイしてその引力を使って加速するなどの綿密な計画飛行を
していた時代と航宙技術は今もさほど変わらないのだ。
待てば救助が来るという訳ではないのだろう。しかし不時着で一命を
取り留めたことを地獄の始まりではなく紛れもない幸運だっだと信じて、
その救助が近隣開拓基地から計画実行されるまで、我々はそれぞれに
生き延びるしかないのだ。
ご覧いただきありがとうございます。