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映画と私。マーケティング視点で語る

映画と私

今回は援軍社員のプライベートなお話ということで、大好きな映画について自由に語りたいと思います!私、齋藤は、かれこれ20年以上前から映画が大好きで中学生から大学生の間は足繁くTSUTAYAに通い、5本1000円レンタルを2日で消化するような日々を過ごしていました。大学時代は1日5本映画を見たことも...。今はNetflixやAmazonプライムのおかげで便利な時代になったなと痛感します。

そんな私、実は昨年10月までの約10ヶ月間、南国フィジーで働いており、その後現在の職に転職したという異色の経歴?の持ち主です。

普通におすすめの映画を語っても良かったのですが、今回はマーケティングの視点を交えて映画の変わった切り口でのお話ができればと思います。

南国フィジーで気づいた映画タイトルの驚き

映画の邦題と原題が異なるというのはよくあるお話。日本人でも受け入れやすいタイトルに変更することで愛着が湧くということもよくあることです。

さっそくですが、以下のタイトルは日本でも有名な映画の洋題ですが、邦題はお分かりになりますか?

Fast & Furious

Demon Slayer

Frozen

一番上の”Fast & Furious”は皆さん邦題のお名前は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。「ワイルド・スピード」の原題です。※来月最新作が上映されますよ!

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そして2つ目”Demon Slayer”こちらは「鬼滅の刃」の洋題です。こちらは逆輸入ですね。直訳すると「鬼退治」です。そのままですね。

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そして最後、”Frozen”こちらは私がフィジーに滞在していたときに実際に、2作目が上映されておりました。”Frozen”=「凍った」とかそういう意味なんですよね。なにそれ?と思ったのですが、実はこれは「アナと雪の女王」なんです。

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映画のタイトルで印象が変わる

例えば、「アナと雪の女王」が「フローズン」というタイトルだった場合、皆さんはどんな印象を受けますか?私は雪山を舞台にしたサスペンスかミステリーの映画を思い浮かべました(笑)

一般的に日本人は、映画を見る前に映画の内容やその映画がどれだけ人気かをとても重視する国民性のようです。そのため、「全米興行収入No.1」とか「アカデミー作品賞受賞」とかそういう見出しがポスターに並ぶことも多いですよね。「アナと雪の女王」も、なるほどこの2人が出てくるんだなと言うことは分かりますし、雪の王国が舞台だということにも気づけます。

ディズニー映画はその傾向が非常に顕著で「カールじいさんの空飛ぶ家」は「Up」、「ベイマックス」は「Big Hero 6」ともう原型がありません...笑

ディズニーが日本に向けた邦題マーケティングに力を入れていることが分かりますね。

もちろん、SEOの対策などでもタイトルは非常に重要なように思いますし、もし将来的に映画のマーケティングのお手伝いをするときにはこのような要素は非常に重要な点かなと思っています。

ポスターにも反映される各国マーケティングの違い

続いて、映画ポスターにも目を向けてみましょう。

実は日本と海外で映画ポスターにも大きな違いがあるんですね。例えば先ほどの「アナと雪の女王」は日本版は笑顔、海外版はシリアスな表情をしています。

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こちらも日本と海外の嗜好の違いが反映されており、日本では優しくアットホームな雰囲気、海外ではシリアスでミステリアスな雰囲気が評価を得るのかも知れません。

また、先ほどご紹介した「ベイマックス」も特にポスターが大きく異なることで話題になりました。「”優しさ”で世界を救えるか?」←「救えません!」ってくらい映画の中では激しいアクションが中心です(笑)

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こちらはとても話題になった内容ですので記事も貼っておきます。ご興味があればぜひご覧ください。※個人的にはドイツ版が好きです

映画のマーケティングを楽しもう

このように映画を見る上で、原題と邦題の違い、ポスターの違いなどはその国の嗜好性、マーケティングの方向性を見るという点で非常に面白いです。映画は一大ビジネスです。中国の大企業や制作会社の台頭、世界興行収入のバランスの変化、キャスティングされる俳優の人種やバックグラウンドなどもマーケティングに密接に関わっているなと、特に最近は思わされます。

ちなみに、邦題やポスターについては配給会社が決めることが多いとのことです。そういう制作の裏側も調べるとたくさん出てきますので、皆さんご興味があればぜひ調べてみてください。

映画を見るなら援軍

フィジーから日本に帰国し、さあ映画を見よう!と思ったのも束の間、コロナで映画の上映本数や席数が限られている現在です。

そんな中、援軍での自由な働き方のおかげで自宅や映画館で映画を見る時間も捻出しやすくなりました。

趣味も大切にできる援軍。

映画のみではなく、キャンプや筋トレ、旅行など様々な趣味をもつ援軍メンバーとともに働いてみませんか?


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