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焼き芋の『も』

もんじゃ焼き‥(もんじゃやき)は、ゆるく水溶きした小麦粉を鉄板で調理して食べる東京発祥のローカルフードである。‥らしい。
もんじゃ焼きは諸説ある、独自研究結果で論争を起こしかねないので結構怖い。
因みに自分が幼少期から慣れ親しんだ(もんじ焼き•もんじ)は個人的にはもんじゃ焼きではないと思い続けてきている、でも皆んながもんじゃはもんじゃ焼きだと言ってくる。
こんなモヤモヤを誰かが解決してくれたら凄く嬉しい。
夜中キッチンでひとりもんじゃを作って食べる時がある。ダイエットドクターペッパーかペプシコーラがあると最高だ。
俺のもんじゃは毎回最高に旨い。

自分が中学生の時母子家庭で母親は食事を一切用意しなかった。朝も、夜も。でも昼は学校の給食がある。だから毎日のように安価に食べれるもんじを食べに夕方通っていた。自分の母親は今でいう毒親で俺を虐待していた。
冬は親がいつも帰宅するまで家に入れず夜中まで凍死との闘いだった。しかも毎度何時に帰ってくるかもあいまいで平気で嘘をつかれ続けられた。
家が市営住宅だった、寒い日、暑い日、家の鍵も渡されない俺は配管やガスメーターがある狭い真っ暗なメーターボックスの中に入って耐えていた。
弟は優雅な生活をしていた、母親と一緒にいて飯も普通に食べていたらしい、何故自分だけなのかは謎だ。
こんな虐待されている事は大好きな父親に心配をさせないよう俺は一切この事を明かさなかった。
だけど父親が他界したからもう俺はこの虐待を隠す必要は無い。誰にでも機会があれば話す。


虐待は見えないところで行われているし自分のように虐待をされていると明らかに分かっていても誰にも言えない人もいる、たまたま自分の場合は別れた父親が存在していたから生き延びれただけで、もし心の支えになる人が存在しなかったら100%自殺をしていた。
もんじがなかったら更に俺の生存はあり得なかって思う。

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