英語のリスニング力を伸ばす方法② - "音認識"と"意味認識"の関係
英語のリスニング力を伸ばす方法①からの続きになります。
①では、日頃の英語学習において、
"音声"をより取り入れていくことの重要性をお伝えしました。
語彙を学ぶ時、文法を学ぶ時、
つまり常日頃の英語学習時から、
"ネイティブの発音"に耳を傾け、
"文字"に"正しい発音"を対応させていくことが大切になります。
そして次に大切になるとことは、
英語の"音声に対する処理速度を上げていくこと"です。
実際に話される英語のスピードは、
私たちが英語を文字として読むよりも速いことが多いです。
とするならば、
実際に話される英語音声に対し、
普段の読むスピードよりも速く"音"を捉え、
かつ"意味"を認識するトレーニングが必要になります。
この時、大切なことは、
"音認識"と"意味認識"を分けてトレーニングすることです。
実際の英語音声に対し、
まずは"音を捉える"必要があります。
これは考えてみればよく分かることですが、
捉え切れていない音から、
意味を正確に捉えることはできないからです。
そして、
リスニング力が低い状況でよく起こる現象として、
"意味"を捉えようとするあまり、
"音"を捉え切れなくなることが挙げられます。
どういう意味だろう?
と考えているうちに、
流れ続ける音への意識が弱くなってしまうのです。
だからこそ、
まずは英語音声に対し、
"音認識"を高める必要があります。
これまでの英語学習では、
"意味解釈"により多くのエネルギーを注ぐ傾向があったと
先の記事でお伝えしましたが、
そのことが音声に対する"音認識"を邪魔している可能性があることは、
十分に認識しておく必要があるでしょう。
"Newsから学ぶ英語"では、
まず英語音声を聴き、
どんな語彙が使われているかを
精一杯捉えるようにします。
その後にスクリプト(文字)と照合し、
音声を"文字"として捉えます。
その際に気を付けるべきは、
英語の音声は、文字と異なり、
語彙同士が次々と繋がり、
"音の変化"や"音の脱落"を生み出すことです。
話される速度が速くなればなるなるほど、
この"音の変化"や"音の脱落"の頻度も多くなっていきます。
つまり、"英語の音声に対する処理速度を上げる"ため、
"音の変化や音の脱落にも対応"しなければならないということです。
つまり、
こうしたことに対応するためのトレーニングを
日頃の英語学習に組み込んでいくことが大切になります。
"Newsから学ぶ英語"では、
こうした"音の変化や音の脱落"への対応するための
トレーニングをも組み込んでいます。
最初は流れる英語音声のスピードに驚くかもしれませんが、
一つ一つのトレーニングを積み重ねることで、
それらのスピードに対応できるようになります。
そして、音を認識した後に、意味を乗せていきます。
興味のある方、リスニング力を高めたい方、
ものは試しです。
ぜひ下記リンクで実際にトレーニングを体験してみてください。
今日はここまで。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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