ダンサーのためのダンサーかエンタテイナーか
『この人のどこが凄いのかわからない』
観る専門でダンスに親しんでる私が
ダンスバトルとか見てて、よくわからない結果に???ってなる時によく言うのが冒頭の言葉。
そういう時にPrinceが返す言葉は
「まぁ力はあるよ。あっこが心に留めておいた方がいいのは『ダンサーのためのダンサー』っていうのもいるんだよ」
ダンスは主観的、アート、
好き嫌いも影響する世界だし、
そもそも踊っている人が
心から満足に踊っていたらそれでOK
という当たり前の前提条件は置いておいて。。。
私はこの数年
「ダンサーのためのダンサー」と
Princeに言われると
"Oh OK"って自分に言い聞かせて納得してきたわけです。
なるほど、素人目線から見てわからない良さがあるダンサーもいるってことか。
と。
んで、ことフリスピに関しては
立ち上げ当初のフリスピファミリーは
「ダンサーのためのダンサー、ではないダンサー」が好きな集まりだなーと思ってました。
メンバーの家族でさえもそう。
ダンスをわからない人が見ても
「ダンスってすごい」と思えるダンサーが
好きな集団。
フリスピのスタートはおそらくそこです。
そして最近
私的に衝撃的なダンサーを見つけました。
Salahさん!
Poppingとアニメーションを軸にした表現者です!
Princeとダンスを見るようになって
PoppingやAnimationもよく知るようになり
確かに体のコントロール的に
このジャンルは「凄い!」と思いやすいダンススタイル。
でも本音を言うと
これまでアニメーションやPoppingを見て
「凄い」と思ったことはあるものの
「面白い!!!」と思ったことはなかったかなと、この人のダンスを見て思いました。
おもしろい!!!
普段、生徒のダンス動画なら
10回も20回も見るけど他はそんなに見ない私が
昨夜から5回、6回と数を重ねています。。。笑
数週間前、SALAHを沖縄に呼べるんじゃないかとPrinceとクルーメイトが
子どものように邪気たっぷりに話し合って
パソコンに向かってパチパチメールを打って、英語の言い回しを工夫してフランス語にポチッと訳して。。。。
そして翌日の返事で実現がかなったワークショップ。
Princeは自分のダンスのアプローチはSalahからのインスピレーションが大きいのだそうです。
なるほど。
そんなSalahはBreakingが競技種目となった
今年のパリオリンピックで
アンバサダーも務めていました。
ダンサーのためのダンサー、として
超絶なスキルがありながら
(見たらわかるボディコントロール、
パラリズム、タイミング、
リズムチェンジ
ミュージカリティの視認性などなど)
キャラクターとストーリーのあるエンターテイメント。
———
素敵なダンサーを知ることができた
昨日今日のSerendipityです。
と、ここまで書いて結論は?と
Princeに聞かれました。
笑
要は
←参加しやすく価格改定されたみたい。
というのも結論で
もう一つの結論は
このストリートダンスの世界は
外の人、素人が思うよりも
ほんとーに奥深い、です!
このSalahさんは
どんなことを考えながら
動きを編み出し
鍛錬し
どんなものにインスピレーションをもらってるんだろう
さすが、アートの国🎨なのかなー🇫🇷とか
いろいろ感じながら
大好きなMerry Christmas Mr. Lawrenceの曲でおどる動画をみる。
ダンスがもつ可能性って
ほんといろいろだなぁと改めて思う日々です。
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