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日本の教育に疑問を持って国を飛び出した私が母になって教育について書くnote
世界中どこに行っても自力で幸せに生きる力をというは、我が家の子育てのモットーであり、18歳からの私の人生のテーマでもあります。
端的に言えば、私の場合は自分の抱えていたコンプレックスを解消するために高校卒業後すぐに日本を出ました。
結果として、アメリカの教育システムに飛び込むことは私の人生の向かう方向を大きく変えることに繋がりました。
仕事においてはまだまだなのでやらなければいけないことはたくさんあるし子供にも幸せに生きて欲しいし、、と欲張りすぎて娘が宿題をこなす間にソファで寝てしまったりすることもありますが、自分なりの人生のミッションを持てる今は迷った10代20代より圧倒的に幸せで、30代からは人生も仕事も更に楽しくなってきました。
そして何よりも日本の公教育を使い倒し(あとZ会)世界中どこに行っても自力で幸せに生きる力をつけ、全く異なる教育を受けてきたはずなのに私の一番の理解者である夫との出会いは、教育について更に考えさせられたきっかけでもあります。
この先は読みたい人だけ。
進路に迷い、高校内の英語教材が置いてある棚になぜか1冊だけあった留学に関する本を読み進める中で海外の教育について知り、考えれば考えるほど私が自分の中に抱えていたコンプレックスの一端を作り出したのは自分の能力諸々のみでなく、もしかすると日本の教育のあり方にも一因があるのではという仮説にたどり着き、その可能性に賭けてみることにしたのが16歳。
学校に提出した志望動機は今振り返れば後付けで、周りには建前を言うことでやりすごしてきました。
留学は私にとっては教育や自分との対峙で、今眠い目を擦りながら日々仕事と子育ての合間にnoteを書いている理由は娘の日々の記録、そして自分の経験値が増えた上で娘を通じ改めて教育を見つめる中で感じることを書き溜めたいからです。
とはいえ教育については素人なので、直線的でなく漢検の話も中学受験も自分の留学もおうち英語も公文も色々ごちゃごちゃと自分用メモとして書くことで、現実から学ぶ、現実から見えてくる課題と向き合いながら試行錯誤したいという気持ちが根底にあります。
事の発端として、中学受験をしていわゆる「いい学校」に入った私は、「学校名」によってもてはやされる人生を送り始めました。
大好きだった芸術系の習い事で自分にはプロになる才能はないと気がついたのが11歳。その挫折から逃げるように中学受験に「成功」し、その「成功」によって自分が何かを成し遂げたようなつもりになっていたのがまさに中学の3年間でした。
勉強は得意で純粋に好きだったけれど、中学入学後に目に見えた目標の無かった私はテスト前にガツっと勉強してまあまあの成績を取り、自分と似た恵まれたバックグラウンドの友人たちと世界は自分たちを中心に回っているのではないかと思っていたほど、毎日を満喫することに全力を費やしていました。
保守的な家庭だったため、親としては高度な教育を受けさせたいというよりも結婚するときのプラスになるよう「学校名」をつけたかったんだと思うので、学校の成績などもさほど気にしていなかったのだと思います。勉強や将来について家で言及されたことはありません。
エスカレーター式で高校に入ったタイミングで自分の通って来た道筋を見返すと、何も残っていませんでした。
「肩書き」と「仲間」という、「自分」ではないものに頼り続けていた自分が何も成し遂げていない=何も積み上げてきていないことに気がつき、
6年間ある中高の楽しい時間は一生続くような気がしていたけれど、その先の未来を考えるとやりたいことなんて一つなく、11歳で大好きなことから逃げた時から何も変わっていませんでした。
きっとこれからまた大学受験のためにガツっと勉強して、やりたいこともないのにいわゆる「いい大学」と呼ばれるような学校に入って、そして入ってからは中学と同じようにチヤホヤされながら楽しく過ごして、、、、を繰り返すことにゾッとしました。
企業名で選んだ会社に就職し、、、結婚?(子供産むの怖い、、)、、、と考えたら、やりたいこともないのに何しに大学に行くのだろうと考えると怖くて仕方なかったけれど(とはいっても自分の「常識」の中に大学に行かない選択肢はないし)どうすればいいかわからず、勉強に毎日少しずつ向き合うことにしました。何を勉強していいかわからず倫理やドイツ語など色々手を出してみながら、
見えない未来を手探りで考えてみたとき、英語を使いこなせるようになれば日本という国に囚われずに生きれるかも?という考えが出てきて、
目の前の留学の本を手に取り、、、最初の文に戻ります。(もちろん現実はもっと多くの要因が絡んでいます)
現実はもっと複雑なので一面的になりがちな文字で伝えるのは難易度が高すぎて自分のことを書くのはあまり得意ではないですが、日々のnoteを書くモチベーションの裏側はこんな感じです。noteの内容がカオスなので自己紹介的なものを書くことで全体の繋がりを意識してみました。