おうち英語の極論 【何のためにやるのか】

おうち英語という言葉はかなり一般的に使われるようになりましたが、そもそも英語の習得のゴールもアプローチも家庭によって様々のため、

おうち英語、と一言で言ってもそれの意図するところは人それぞれかと思います。運動で痩せたい人もいれば筋肉をつけたい人もいるように。

読み書きそろばんと言う通り、「読み＝Reading」と「書き＝Writing」は学習としての介入がないと身につかないものですが、リスニングとスピーキングはその言語が飛び交っている環境であれば、ある程度は知らないうちに身についているもの。幼児には幼児向けの言葉を使ったものの方が、という細かい部分ではなく、アイヌ語が伝聞のみで継承されているというのと同列の話です。

なので極論を言えば、海外のYouTubeを見たり、テレビの音声を英語にする、Podcastを定期的に聞くというだけでもリスニングスキルは十分に習得できるし、インプットが増えればspeakingとして溢れ出てくるのは時間の問題で、readingやwritingは横展開していけばいい、という考え方だって大いにありだと思いますし、おうち英語なんて無理だから丸々面倒みてくれるスクールに丸投げ！もあり。

おうち英語に（に限らず）必ずこの道を通らねば！はないので、共働きで時間を割けない、体力的に無理、金銭的に厳しい、という場合はとにかく英語のYouTubeをつけることだけに意識を集中させるのもあり。娘の幼稚園時代の夏休みなんかは一時期そうしていました。とにかく睡眠不足に苛まれた時期には、朝起きたらあのボタンを押す、、、と唱えながら起きていましたw

・おうち英語の目的やゴールは何か？【実用重視/英検/大学受験などから更に具体的に】
・費用/時間のかけられる範囲

この辺りを自分なりの基準として持っておくと、世に溢れるおうち英語情報に惑わされる側にならず、自分に必要な情報、つまりゴールや目的のための情報を取捨選択することができるのではと思っています。

ちなみに我が家は、小学生の間に様々な分野の情報をインプットできるだけの英語力→アウトプット含めアカデミックに繋げる を最大の目的としています。