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共通テストでイギリス英語!?

コロナ禍で大変な中、受験生は最初の共通テストお疲れさまでした!

Yahooニュースの記事にも出ている通りに、英語の試験が様変わりしていたとの声が多かったとのことだが、試験問題でイギリス英語が使われていると目にしたので、その話題に飛びついてこの記事を書いている次第である。

というのも筆者は自身のYouTubeチャンネルでイギリス英語を紹介しているからである。(動画は基本的に社会人を想定)

暇があったら動画でも見て欲しいのだが、今回言いたいのは動画の紹介ではない。(といっても大した動画ではないが。。。)

↓YouTubeの英語学習動画

今回言いたいのは、共通テストの英語の出題形式についてだ。

↓Yahoo記事抜粋

>従来のアメリカ英語だけでなく、イギリス英語のつづりを使った問題も出た。英語のリスニングは、音声がすべて2回読みだったのが、大問6問のうち後半4問が1回読みで難度が上がった。多様な話者による英語を聞かせるという作成方針に基づき、日本人話者による音声も流れた。

と、記事にあるが、早速試験で使われたイギリス英語を拾ってみた。(見つかる限り拾ってみた。この他にあったらすみません。)

1.Ms. ○○→ Ms ○○(「.」が無い)

2.realize → realise

3.subway → underground (地下鉄)

4.center → centre

後者がイギリス英語になるのだが、4つほど見つけた。

問題を解く上で影響はなさそうだが、感覚の鋭い受験生は「あれ?」と思ったことであろう。

筆者は現状の学校の英語教育には詳しくないのだが、イギリス英語が教えられているのであれば、問題はないのだが、教えられていないのであれば、この出題は酷だろうなという印象である。たぶん細かく教えられていないと推測する。。。)


世界には色んな種類の英語があることは事実だし、色んな英語に触れることは非常に有意義な事に思う。

でも、教えられていないものを出題してしまうのは、理不尽な気がする。

イギリス英語が出題されてしまっては、「ある程度イギリス英語の知識も勉強しないと。。。」と言うことになってしまうし、教える方も大変である。話によれば、そして、リスニング問題では、日本人が発話する問題も出たとのことだが(実際には聞いていないが。。。)リスニングテストで誰が何を発言したのか、区別がつきにくいと言った不満も耳にしている。

社会に出て理不尽なことは存在するのだが、学生の受験に理不尽さは全く必要ない。コロナ禍で大変な思いをしてきたのに、本番でさらなる理不尽さに直面するとなるとたまったものではない。大人の事情で振り回されるのはあまりにも理不尽だ。

選択式のペーパーテストで実践的なコミュニケーションの力を測ろうとするのは出題者側もかなり苦しいだろう。

進学のための受験科目ということであれば、英単語や文法、シンプルな読解などの基礎的なテストに戻してもいいのではないだろうか?英語の読みものなんかはネットの時代、いくらでもあふれている。


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