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【自己紹介】元イギリス駐妻が日本で全国通訳案内士になるまでの話
はじめまして。かつて駐在妻としてイギリスに3年住み、現在は東京で暮らしている全国通訳案内士のミントです。
初投稿のこちらの記事では、自己紹介と通訳案内士になったきっかけについてお話します。
自己紹介
![](https://assets.st-note.com/img/1721280180542-CBVzSSQGhS.png?width=1200)
私は新卒で入社した会社で10年間働いたのち、夫の海外転勤に帯同するため会社を退職→イギリスで駐在妻となりました。
そこでは海外生活の洗礼を日々受けながら、ESOLという非ネイティブ向けの英語クラスに通ったり、チャリティショップでボランティア活動をしたり、現地のハイスクールで日本文化を紹介したり、自宅に友人を招いて巻き寿司の作り方を教えたりと様々な体験をしました。
趣味といえばアンティークフェア(骨董市)を巡るのが好きで、片道2時間のドライブなんて朝飯前。イングランド中のあらゆるマーケットに出かけては、お気に入りの雑貨(ガラクタ)を買い集めていました。
日本に本帰国してからは、自分が生まれ育った国をもっと知りたくなり、2年かかって全国通訳案内士資格を取得。ちょうど同じ時期に出産・育児がスタートし、2023年からゆるっと通訳ガイドの活動を開始しました。
こんな経歴の私ですが、英語はもともと得意ではなく、通訳ガイドのお仕事にもそこまで興味はありませんでした。
専業主婦の自分が嫌だった駐在妻時代
イギリスに引っ越す前は、それなりに会社員生活をエンジョイしていました。
人より得意なこと・スキルと呼べるものは無かったけれど職場環境に恵まれていたし、色んな仕事を任されるようになってやりがいも感じている。きっと定年までこの会社で働くんだろうな〜と思っていました。
それがまさか退職&専業主婦になるなんて思ってもみなかった。帰国したらすぐにでも再就職しよう!と渡航前から決意していました。
いざイギリスに引っ越してみると、夫と2人暮らしの生活なんて大して手も掛からず時間を持て余す日々。言ってしまえばご飯なんて何だっていいし、掃除や洗濯もあっという間に終わります。
でもそんな生活が幸せだったかといえば「NO」。家族や友人がいない土地で、コミュニティにも属していないと人は孤独を感じるのだとその時に初めて知りました。
それに、誰かと友達になりたくても「今こんなことしてるよ。私ってこんな人間だよ!」と胸を張って言える事が何もない・・・そんな自分にずっと不満を感じていました。
イギリスで日本文化を紹介した経験が通訳案内士を目指すきっかけに
そんなわけで暇を持て余していた専業主婦の私が、ある日突然ハイスクールで日本文化を紹介することになったんです。
夫の勤める日本企業に現地のハイスクールから依頼があり、夫と同僚となぜか私も加わって、日本文化についてレクチャーする機会をいただきました。
それがものすごく楽しくて、刺激的だったんです!
例えば、日本ではお辞儀の角度に意味があって、挨拶は15度、お礼は30度、お詫びは45度だと伝えたら「それは今でも行われているの?!」とみんな真顔で驚いていました。
生徒さんたちの反応を見て「外から見る日本」に興味が湧いたと同時に、自分は日本人なのに日本のことをちゃんと理解していなかったと思い知りました。
そんな貴重な経験をさせてもらった事がきっかけで、いつか異文化の橋渡しのような存在になれたらと思うようになり、日本に本帰国してから通訳案内士資格を取得しました。
私と同じように家族の転勤で駐在妻となった方、通訳案内士に興味がある方に今までの経験がお役に立てれば嬉しいです。
よろしくお願いします。
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