貧乏学生コスト削減コンセプト30:【危険】デビットカードは無意識に脳に浪費を強いる
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デビットカードはコスト削減コンセプトに非常に危険
高校生から成人するにあたり、クレジットカードやデビットカードの所有。なんだか大人に近づいた気がして気分が高揚しませんか?僕はしました。
日本ではデビットカードはようやく流通していますが、僕が2000年にシアトルに留学した際でも、すでにアメリカでは普通の事でした。
デビットカードとは、簡単に言うと銀行口座のお金で支払うもので、他人からお金を借りるクレジットカードと比べると、危険性は無いものと認識されています。
しかし、危険は危険と思わされない場所に潜んでいます。
今回は、デビットカードの危険性と、危険を回避する方法をお伝えします。
留学資金を使い果たしてしまう場合も…
まずは例です。あなたの財布に
①100万円入っている場合
②1000円入っている場合
男子学生さん、あなたが常日頃懸命にコスト削減コンセプトに則ってお金を節約しているとします。そんな日常で、財布に100万円入っていたらどうなるのでしょうか?
①100万円を持っている事で心に余裕ゆとりが出来てしまう。少々の出費は良いという心に隙が出来てしまう。数千円の浪費を何回もしてしまう。1か月経つと気づいたら10万20万円減っている場合も。ですが、②の場合。
財布に1000円しか入っていないので、資金の余裕がなく中々浪費する事が無くなる。1000円を大事に日常生活を送るので、コスト削減コンセプトに忠実になり、浪費が止まる。
という分かれ道になるのです。
アメリカの銀行に留学資金300万円が貯まっていると…非常に危険なのです
アメリカの銀行に口座を作ると、デビットカードが送られてきます。そして日本からその口座に2年分の300万円が送られてきたとします。そうすると…
・銀行口座に300万円がある状況
・デビットカードでどこでも買い物ができる状況
・300万円”財布”に入っている状況
という環境になるのです。
常に300万円の残高があるので、甘いささやきが脳に届きやすいのです。
留学生の友達が帰国するために、市販より20万円安く車を売りに出した(90万円で買える)。これ…300万円という資産が頭にハッキリとあるので、「買える」という欲望が出てきてしまうのです。口座に300万円無ければそもそも買えないですから。
こうなると男子学生さんは「買いたい欲求」「買わないべき理由」このはざまで毎日苦しむ事になります。
そして、この苦しみは車や旅行、その他の遊興に姿を変えて日々襲ってきます。並大抵の学生さんでは耐えられる欲望ではありません。この様にしてアメリカ人学生の自己破産は常に一定に起こるのです。
デビットカードの魔の手から、感情を支配されないために
前回お伝えしました、アメリカの銀行にはChecking accountとSaving accountが有る事を。高額のキャッシュがある際は、少なくともSaving accountにトランスファーをしておく事です。
Saving accountに数百万円を預けておくと、毎月少額ですが利子を貰う事が出来ます。また、デビットカードとは直結されていないので、浪費脳を抑える事が出来ます。
デビットカードを利用した際にChecking accountに残高が足りないと、多少のペナルティとして罰金を払わないといけなくなります。この様なマイナス面が有ると、デビットカードの使用を控える事になりますのでお勧めです。
また自己防衛として、日本からの送金は、授業料を払う前の月だけにしておく、という事です。これだと為替で損をしてしまう場合があります。ただし高額現金を手元に置いておくと浪費してしまう場合は、絶対に資金を守る事になります。
デビットカードは今回のチャプターだけで学べるような生易しいものではありません。人間の心理や脳機能を知り尽くした金融商人たちが、男子学生さんから手数料を徴収するために考え尽くされて開発されたある意味”商品”です。便利だからと言って利用しすぎず、ご自身の資産を守る訓練をして下さい。
コスト削減コンセプト:日本国内
大前提:
01留学でいくら必要か全体像を計算する
02毎年・毎月の必要額を計算する予定削減を作る
03大まかなコスト削減予定を知る
金銭感覚を鍛える:
04自炊で食費を幾ら抑えられるのかを知る。
05商品を購入する時は原価を考える
06無料から格安で娯楽を楽しむ
07コンビニは最低最悪の場所
08Financial Literacyを教える著者の本を読む(邱永漢・ロバートキヨサキ・カーネギー)・航空券
09留学学資金は銀行で送金しない。
留学準備:
10自力留学手続き(手数料無料の業者をお勧めしない理由)
11生活費や学費が安く、治安のよい場所を選ぶ
12まずはコミュニティーカレッジを目指す
13情勢にもよるが、1年目2年目をリモートで学び、バイトをしながら本場の英会話を学ぶ事で資金を節約する
14ホームステイを準備する(おすすめ順:学校から近い・白人家族)
15Amazonセラ―セントラル売買の練習・フリマアプリでの売買
16米国内の日本語サイトで情報を入手
17Google Flightで渡航費をとにかく安く
人間関係:
18薄情だが、人間関係をかなり絞る
健康面:
19健康に悪い食品を食べるのを止めると、お金を節約できる⁉
20現代食品・加工品が体に害悪を与えている事を医学博士の書籍から学ぶ
航空券:
21Google Flightで1年前から航空券をリサーチしておく
コスト削減コンセプト:アメリカ留学後
各カテゴリー「Living」「Academy」 「Community」 「Finance」 「Flight」
22円高にならないかな~アメリカの経済情勢2022
アメリカ生活:食事
23自炊で食費を1/3以下に抑える
24自炊はなるべく地元の品を買う
25余熱調理を学ぶ
26外食の場合は持ち帰りで2回3回に分けて食べる
27Free Foodイベントを活用する
アメリカ生活:金銭感覚
28銀行のチェッキングとセービングアカウントを知る
29銀行のミニマムバランスに注意
30デビットカードは無意識に脳に浪費を強いる
31Venmoをインストールして月$20以下に出費を抑える
32Made in ChinaのゴミSaleに負けない
33安い時に買う
34Thrift Storeは宝物ばかり
実際にお金を稼ぐ:
35Craiglistを利用する
36Facebookマーケットを利用する
37無料や格安で品物を仕入れ、上記チャンネルで販売する。
38大学でアルバイトを始める
39学金を目指す
40中古の教科書を手に入れる
アメリカ生活:食事以外の節約
41大本命:奨学金を目指す
42教科書は返品する
43ゴミ袋を買うのがアメリカ人
44髪の毛は自分出来る
45電話代を安くUS Mobile
46保険を安い物に切り替える
人間関係:
47負債人間とは付き合わない
48信頼できる友人を狭く深く
49親代わりの地元シニア
前著「【偏差値45】でもアメリカ中堅州立大学卒業!!: 偏差値49以下の10代男子学生さんへ送る、人生を好転させる生き方」では、偏差値45という日本で学歴の死刑宣告を受けた著者が、思考行動習慣を偏差値45から脱却した方法をお伝えするとともに、同じように学歴に悩む男子学生さんへの応援をこめて執筆をしました。
発売中!!【偏差値45】でもアメリカ中堅州立大学卒業!!: 偏差値49以下の10代男子学生さんへ送る、人生を好転させる生き方 Kindle版
今回の貯金ゼロ貧乏学生コスト削減コンセプトでは、前著では語れなかった【貧乏学生】の部分にスポットライトを当て、浪費を抑え節約を遂行し、さらに合法的にアメリカ国内でお金を稼いで生活費や学費の足しにしていた方法をお伝えします。
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