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第39回 be動詞(過去形)の疑問文への答え方②

みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。

ゴールデンウィークなかばの
平日の朝、
いかがお過ごしでしょうか?

今回も、
be動詞(過去形)の疑問文への
答え方
を学んでいきましょう。


前回と今回の記事を
最後まで読むと、

Was yesterday a good day for you?
あなたにとって昨日は良い一日でしたか?

という質問に
英語で答えられるように
なりますよ。



☆これまでの復習☆


一般動詞be 動詞では、
疑問文否定文作り方
全くちがいます

第18回 動詞には2種類ある!より


be 動詞の過去形には、
2つの意味があります。

①「~だった」(状態
②「あったいた」(存在

第36回 be動詞の過去形とは?より


be動詞過去形)の疑問文の作り方

手順① 文中の be 動詞を見つける
手順② be 動詞を主語の前に出す
手順③ 文頭の文字大文字にする
    うしろに下がった主語の頭文字を小文字に変える
    (固有名詞は大文字のまま)
手順④ 文末に「」をつける

第37回 be動詞(過去形)の疑問文より

Mr. Inoue was absent yesterday.
昨日、井上さんは不在でした

 → Was Mr. Inoue absent yesterday?
   昨日、井上さんは不在でしたか?

第37回 be動詞(過去形)の疑問文より


この、

Was Mr. Inoue absent yesterday?  
昨日、井上さんは不在でしたか?

答えたい疑問文

という疑問文に答える方法を、
前回に引き続き
学んでいきましょう。



答えの文のテンプレート


答えの文は、
こんな形になります。

「Yes 」か「 No 」で答えられる
be動詞の疑問文に答える文は、
①か②の、どちらかの形になります。

① Yes , 主語(代名詞)+ be動詞 .    
② No , 主語(代名詞)+ be動詞 + not .

第22回 be動詞の疑問文への答え方①より



答え方の手順(つづき)


be動詞の疑問文に対する
答えの文は、

以下の手順で作れると、
前回学びました。

手順1.最初に「 Yes 」か「 No 」を言う
手順2.疑問文の主語を代名詞に変える
手順3.be 動詞のかたちを主語合わせる
手順4.「 No 」の場合は、「 not 」を付ける
手順5.文末に「ピリオド)」を付ける

前回は、
手順1と2について
学びましたね。

先ほどのテンプレートに
手順1と2で学んだことを
あてはめると、
こうなります。

① Yes ,  he  + be動詞 .    
② No ,  he  + be動詞 + not .

手順2までできた状態(未完成)

今回は、つづきの
手順3~5について
学びましょう。


手順3.be 動詞のかたちを主語に合わせる


Was Mr. Inoue absent yesterday?  
昨日、井上さんは不在でしたか?

答えたい疑問文

という疑問文に答える場合、


疑問文の主語である Mr. Inoue 
代名詞he に代えるんでしたね。


そして、be動詞のかたち
he に合わせます

疑問文でも使われていた、
was 」をそのまま使えますね。


※ なぜ「 Was 」ではなく「 was 」なの?

なぜなら、英語では
文頭以外の文字は、小文字で書く!
(固有名詞は大文字で書き始める)
という決まりがあるからです。

第20回 be動詞の疑問文の作り方より


この場合、
「 Yes 」や「 No 」が
文頭に来ているため、
Y 」と「 N 」が大文字になります。

そして、
「 Was 」は文頭にはないので
was 」と、小文字で書きます。



手順4.「 No 」の場合は「 not 」を付ける


先ほどのテンプレートに
当てはめてみると……。

Yes, he was.
  はい、彼は不在でした。

No, he was not.
  いいえ、彼は不在ではありませんでした。

手順3までできた状態

という風に、
答えの文が2通り、できました。


さて、②の 
 No, he was not.  を
見てください。


「 No 」の場合は、
not 」を付ける必要があります。


どこに付いていますか?

はい、be動詞のうしろですね。

be動詞のうしろ
not 」を付けます。



なぜ、not が必要なの?


なぜなら、
②  No, he was not.  は
否定文(ひていぶん)だからです。


否定文
には
not (~でない)」が
必要です。


否定文については
また次回、
くわしく解説します。


第25回の解説も
参考になりますよ。



「 be動詞 + not 」の短縮形


そして、

「 was not (ワズ ナット)」は
wasn't (ワズント)」と、
短く言うことができます。


これを、短縮形(たんしゅくけい)と
いいます。


No, he was not.
(ノウ、ヒー ワズ ナット

よりも、

No, he wasn't. 
(ノウ、ヒー ワズント

の方が、リズムも良いですね。


過去形のとき、
「 be動詞 + not 」の短縮形は、
こんな風になります。

was not = wasn'tワズント
were not = weren'tワーント

発音注意!


「 was」 や 「 were 」のうしろに
n't (ント)」を付けると、
短縮形にできます。


n't 」の「 'アポストロフィー)」を
忘れずに書きましょう。


n't 」=「 not 」の短縮形なので、
' (アポストロフィー)」が付きます。



手順5.文末に「.(ピリオド)」を付ける


さあ、仕上げの段階まで来ました。

英文の終わりには、何を付けますか?


そう、「(ピリオド)」ですね。


日本語の「(マル)」と同じように、

「これで文が終わったよー」

という記号を付けなくてはなりません。


(ピリオド)」のことを日本語で、
終止符(しゅうしふ)」といいます。

何かを終わらせることを、
終止符を打つ」と言ったりしますね。


答えの文が完成!


ここまで、手順1~5にしたがって、
be動詞(過去形)の疑問文に
答える文
を作ってきました。


完成形は、こうなります。

Yes, he was.
  はい、彼は不在でした。

No, he wasn't ( = was not ) .
  いいえ、彼は不在ではありませんでした。

完成形!

やったー!
お疲れ様でした!

がんばりましたね。

今度は、みなさんが
次の質問に英語で答えてください。

ノートか何かの紙に、
手書きで書くとよいですよ。


★練習問題★


次の疑問文に答えましょう。
「 Yes 」と「 No 」の2通りの答え
作ってください。
(正解は、下にあります。)

1.Was yesterday a good day for you?
   あなたにとって昨日は良い一日でしたか?
  

  →

2.Were you there?
      あなたはそこにいましたか?
  →
  →


主語に注意してくださいね。
 について聞かれているのか、
 について答えるのかを
 よく考えて英文を作りましょう。

 疑問文の主語代名詞でない場合、
 答えるときは主語代名詞
 変えてくださいね。
 

      ↓

      ↓

      ↓


正解は、

1.Yes, it was. 
   No, it wasn't (= was not ). 
2.Yes, I was. 
   No, I wasn't (= was not ). 

でしたー!!


できましたか?

自分の答えを
よく見てみましょう。

主語を
「 yesterday → it 」や
「 you → I 」に
変えましたか?


be動詞を「were → was 」に
変えましたか?


, 」や「 ' 」、「 . 」は
付けましたか?

大文字・小文字のまちがいは
ありませんでしたか?


お疲れ様でした!
今回もたくさん学びましたね。

be動詞(過去形)の疑問文への
答え方
がわかりましたか?

良ければ、第24回の解説も
参考にしてくださいね。


次回は、
be動詞(過去形)の否定文
について解説します。

また読んでいただけたら嬉しいです。


みなさんのスキやフォローが
私の励みになっています。

最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。


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