第12回 代名詞って何?
みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。
今回は、
代名詞(だいめいし)について
ざっくり学びましょう。
いつものように、
好きな飲み物を片手に
気楽に読んでくださいね。
☆これまでの復習☆
代名詞(だいめいし)とは?
代名詞とは、
「名詞の代わりになることば’(詞)」です。
英文では、
同じ名詞を何度も使うことは良くないと
されています。
たとえば、
あなたが Taro を誰かに紹介したいとき、
こんな風に、いくつかの英文を作るでしょう。
This is Taro. こちらは太郎(さん)です。
Taro is 20 years old. 太郎は20歳です。
Taro likes soccer. 太郎はサッカーが好きです。
「 Taro 」が3回も続くと、
くどい感じがしますよね。
そこで、
2回目から「 Taro 」を
「 He(ヒー・彼は)」に変えます。
This is Taro. こちらは太郎(さん)です。
He is 20 years old. 彼は20歳です。
He likes soccer. 彼はサッカーが好きです。
この「 He(彼は)」が代名詞です。
「 Taro 」の代わりに使う名詞だから、
代名詞なんですね。
話に一度出てきた人や物を
繰り返さないために、
名詞を代名詞に置き換えることが
よくあります。
代名詞のことを、
英語で「 pronoun(プロナウン)」といいます。
代名詞の種類
代名詞には、いくつか種類があります。
今回は、そのうちの3つを学びましょう。
① 人称代名詞(にんしょうだいめいし)
人称代名詞とは、
人や物を表す代名詞のことです。
「 I(私は)」、「 you(あなた(達)は)」、
「 he(彼は)」、「 she(彼女は)」、
「 it (それは)」、「 we (私たちは)」、
「 they(彼らは)」
などの種類があります。
発音は
「 I(アイ)」、「 you(ユー)」、
「 he(ヒー)」、「 she(シー)」、
「 it (イット)」、「 we (ウィー)」、
「 they(ゼイ)」
です。
※「 th 」の発音は、厳密に言うと
カタカナでは表せない音です。
一番似ているカタカナを、
ここでは書いておきます。
人称代名詞については、
次回くわしく解説します。
② 所有代名詞(しょゆうだいめいし)
所有代名詞とは、
誰かの所有物を表す代名詞です。
「~のもの」という意味です。
「mine(私のもの)」、
「 yours(あなた(達)のもの)」、
「 his(彼のもの)」、「 hers(彼女のもの)」、
「 ours (私たちのもの)」、
「 theirs(彼らのもの)」
という形になります。
発音は、
「mine(マイン)」、
「 yours(ユアーズ/ヨアーズ)」、
「 his(ヒズ)」、「 hers(ハーズ)」、
「 ours (アワーズ)」、「 theirs(ゼアーズ)」
です。
③ 指示代名詞(しじだいめいし)
指示代名詞とは、
「これ」、「あれ」などと
特定の人やものを指す代名詞です。
近くのものや人を表す「 this(これ)」、
遠くのものや人を表す「 that (あれ、それ)」
などがあります。
発音は、「 this(ディス)」、
「 that (ザット)」です。
記事のはじめに出てきた、
This is Taro. こちらは太郎(さん)です。
という文は、
人や物を紹介するときに使います。
ちなみに、
this の複数形は「 these(これら)」で、
that の複数形は「those(あれら、それら)」
です。
発音は、
「 these(ディーズ)」、「those(ゾウズ)」
です。
いかがでしたか?
今回は、3つの代名詞について学びました。
「アレ」という言葉は便利ですよね。
ものの名前が思い出せない時に、
「アレどこに置いたっけ?」
「アレって?」
「えーと……、アレだよ、アレ!」
「ああ、アレね。引き出しに入れたよ。」
などと、
「アレ」だけで会話できる場合がありますね。
親しい間柄なら
「アレ」で話が通じてしまうのがすごいです。
(通じない時の方が多いでしょうが……。)
代名詞は他にもいろいろあります。
少しずつ学んでいきましょう。
次回は、
英語の人称代名詞(にんしょうだいめいし)について
解説します。
また読んでいただけたら嬉しいです。
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最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
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