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この参考書は買うべき?「動画でわかる英文法」を試して感じたリアルな評価
『動画でわかる英文法[読解入門編]』を「興味半分、懐疑半分で買った」が正しい。
本屋でこの参考書を見かけ、表紙に惹かれて手に取った。
だが、タイトルの「動画でわかる英文法」というコピーにはどこか頼りなさを感じた。
「これ、本当に役立つのか?」という疑念が拭えなかった。
最初に感じた不安と疑問
第一印象は、やや簡潔な印象を受けた。
「大学入試基礎」と銘打っている以上、内容が平凡で終わってしまう危険性があるのかも?」
と思った。特に、「動画で学べる」という点がウリのようだが、「文字だけで十分では?」と感じたのも事実だ。
でも実際に読んでみたら驚くほど良かった
ただ、実際に中身をじっくり読み進めてみると、この参考書の意図が見えてきた。
まず、例文の選び方が秀逸だ。
単なる受験問題ではなく、名言や実際に役立つ表現が含まれており、飽きさせない工夫がある。
また、「SV(主語と述語)を見抜く」という基本に徹底的にフォーカスしている点は非常に好感が持てた。ここまで割り切っているのは珍しい。
なぜ本書は良書か?3つのポイント
この参考書が優れていると感じた理由は、主に以下の3点だ:
文法解説がシンプルかつ論理的
→ 頭にすっと入ってくる解説。英語が苦手な人でも理解できる配慮が行き届いている。動画との連携が見事
→ 動画を見ることで、文字だけでは捉えきれないニュアンスやプロセスを補完できる。これは画期的だ。例文の選定が良質
→ 実際の入試問題だけでなく、心に響く名言が多い。学びながらモチベーションを維持できる仕掛けになっている。
この参考書を一言で表現するなら…
「大学入試の英文解釈に必要な基礎」を、楽しく無理なく身につけられる一冊。
読んで感じたことと改善点について
とはいえ、気になる点もあった。「動画で補完」とはいえ、「もっと応用的なパターン」の話を聞きたいとも思えた。
でもコレはワガママだろう。あまりに内容をつめこみすぎると逆に挫折者が続出してしまうので、バランスも重要だからだ。
「ガチで挫折させない超安心設計の良書」ともいえるだろう。
また、基礎的な内容に特化しすぎているため、ある程度英語が得意な人にとっては物足りないかもしれない。
この参考書をどう使うか、どんな人に役立つか
初心者向けであることを考えると、英語に苦手意識を持つ高校生や、英文解釈を基礎から固めたい再受験生に最適だと思う。
逆に、上級者以上の人には、この本だけでは物足りないかもしれない。英語をわかりやすく教える英語教師のネタ元として、すっごい重宝しそうではある。
次回作があるといいなあ
総じて良い参考書だが、もう少し応用的な内容や、英文法を深掘りした岡﨑修平先生の本を手に取りたいと思えた。
岡﨑修平先生の「英語の応用」を扱った本があれば、ぜひ購入したいと思えた。
「動画」との併用が前提であるため、紙媒体だけで学びたい人には物足りなく感じる部分もあるだろう。
まとめ
良書レビューでしたが、岡﨑修平先生の「英文法の応用本」があればいいなあという願望があふれたすぎたかもしれない。
本書は、英語に学習に挫折してしまった人にこそぜひ手に取ってもらいたい一冊だ。
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