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【英文読解のコツ】SV文型の前置詞がポイント!意味を間違えない簡単ガイド
SV 文型における動詞と前置詞の組み合わせには、特定の意味が隠されています。とくに、動詞の後に続く前置詞がその意味を決定づけることが多いため、前置詞に注目することで、文の意味を簡単に推測できるようになります。
以下では、代表的なパターンをいくつか紹介します。
動詞(SV 文型)+[前置詞]+ A
< SV >の文型は存在や変化・進行を示します。
The issue has persisted for weeks.
その問題は数週間続いている。(続けて[存在]したという意味)
これにも例外がいくつか存在します。
この例外を見分ける方法の一つは、< SV >の文型で使われる動詞に続く言葉、とくに[前置詞]に注目する方法です。
「同じパターンだから同じ意味」というルールに従い、「同じ前置詞を使うと意味が同じになる」と理解できるでしょう。
以下、SV の後の[前置詞]に注意して、みていきましょう。
「SV + at + A」のパターン
SV + at + A は「A を見る、ねらう」の意味になることが多いです。
このパターンをつかった、例文をみていきましょう。
He looked at the map.
彼は地図を見た。
The girl glanced at me, but I thought it was my imagination.
その娘は私をちらっと見たが、それは気のせいだと思った。
以上のように、SV + at + A(A を見る、ねらう)のパターンを頭に入れていれば、もし動詞の意味がわからなくても、類推もできます。
「SV + into + A」のパターン
SV + into + A は「A に変わる」の意味になることが多いです。
このパターンをつかった、例文をみていきましょう。
The joke turned into an argument.
その冗談は議論に変わった。
以上のように、SV + into + A(A に変わる)を理解していると、スラスラ読めますね。
「SV + by + A」のパターン
SV + by + A は「A に従う」の意味になることが多いです。
このパターンをつかった、例文をみていきましょう。
You should abide by the rules.
あなたはルールに従うべきだ。
以上のように、SV + by + A(A に従う)を知っていると、読むスピードもあがりますね。